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話し方の極意 スモールYESとビッグYES②

前回の記事では、スモールYESとビッグYESについて説明を行いました!

今回の記事では、

・スモールYESとビッグYESを意識するメリット
・具体的なアクションプラン

についてお話します!

スモールYESとビッグYESを意識するメリット

メリットは3つあります。
①論理の階段を一緒に登れる
②相手が断りにくくなる
③相手の思考を味方につける


①論理の階段を一緒に登れる

提案やメッセージを伝える際は、話す側の論理展開があります。しかし、聞き手に全く同じ論理が展開されるとは限りません。ですので、細かいサイクルで、相手の論理の組み立てが自分と同じかどうかを確認しましょう。

②相手が断りにくくなる

スモールYESは、「Yesセット(一貫性の法則)」という心理テクニックを使っています。

YESと言い続けていると、最後までYESと言ってしまう、すぐに反論しにくくなる、という法則があります。

それによって、小さなYESを積み重ねることによって、最終的に大きな同意を得ることができます。

③相手の思考を味方につける

細かく同意を取ることで、相手が質問や意見を言う間を作ることができます。

私がハッとした言葉があります。

「伝えるゴールは、自分の意見の正しさを証明することではなく、
納得感のあるゴールを相手とともに作ること」
です。

自分の意見がいくら正しくても、それが通るとは限りません。また意見が通ったとしても、強引な人だなという印象を与えてしまいます

相手の意見を取り入れて、より良いゴールを目指しましょう!

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具体的なアクションプラン

では、スモールYESを意識するポイントを説明していこうと思います。

ポイントは3つあります。
①細かく理解を確認する
②相手が質問を出し切るまで、自分の話をしない
③一人が長時間話続けないルールを設ける

①細かく理解を確認する

スピーチでもない限り、一方的に話し続けることは厳禁です!!!

「ここまで大丈夫ですか?」や一旦沈黙をはさむことで、間を開けましょう。相手に質問をするタイミングを与えましょう。

理想としては、10秒に1回のタイミングで確認を行いましょう!

②相手が質問を出し切るまで、自分の話をしない

自分の理論よりも相手の理論を優先しましょう。もし自分と異なる箇所があれば、補足をすればよいのです。

相手を優先しなければ、絶対に話は進みません。

③一人が長時間話続けないルールを設ける

会議などの場では、みんなが意見を言えるルールを作りましょう。限られた人しか発言しない打合せは、みんなの時間を奪い、生産性を下げ、拷問と同じです!

以上が、スモールYESとビッグYESの説明となります。

マシンガンみたいに話すことが、かっこいい!と思っている方もいると思います!ですが、コミュニケーションはキャッチボール、千本ノックではないということを今一度思い出してみてください!

今日から、小さなYESを取っていきましょう!

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