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高校入試・大学入試最新情報

大学入試についての情報

来年度入試からセンター入試ではなく大学入試共通テストになりますが、日程等は変更がないようです。

ただし、現在の学校推薦は学校推薦型選抜、AO入試は総合型選抜へと名称が変わります。

AO入試に関しては、簡単に言うと大学には行ってこんなことがやりたいという目標が明確な生徒を早く取り込もうという一芸入試のようなものでしたが、次回の入試からは明確な目標に加え学力が必要になります。

学校推薦に関しては、国立大学でも幅が広がっており今後入学者の3割ほどを推薦で募集することになりそうです。かの東京大学も推薦入試に関して緩和しています。

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上記の表より2名に1名が推薦(学校推薦型)あるいはAO入試(総合型)で入学していることが分かります。
現実的に考えて、偏差値50のラインが推薦(学校推薦型)・あるいはAO入試(総合型)を入試の際に選択することになると考えられるでしょう。

今の学力から上位校を狙うには?

しかし、高校生の学力は入学当時こそさほどの差がないですが、そのうちバラツキが出てくるので、偏差値50の学校でも有名大学に合格する例は多くあります。
つまり、「指定校推薦枠」があり、決め手は「評定平均」となるでしょう。
そのため高校のテストは最初のテストの点数で、進路が決まるほど重要で最初に点数を取り自分の位置をあげておかないとモチベーションが上がらず、そのままずるずると後退していく場合が多いです。

そこで高校1年生の内に「英語」と「数学」に気合いを入れて学習する必要があります。
言い換えれば、誰でもトップを狙うチャンスをものにすることができるということです。

文科省のデータによると中3と高1の生徒の学校外での学習時間を比較したところ、中3の方が多いという結果が見られたそうです。
高校入試は通過点でしかありませんので、目標をしっかり目指して最終地点へと向かいましょう。

英語の試験における四技能はどうなるか?

四技能が取り沙汰された英語については、共通テストにおいてリーディングの比率が変わることが分かっています。

今までの配点がL:R 1:4(100点満点なら25点:75点)に対し、
L:R 1:1は北海道大・広島大を含む39大学
L:R 1:4は山口大学を含む48大学
L:R 1:3は京都大学・大阪大学を含む24大学
その他、2:3や1:2の比率の大学があるので志望校に合わせて分析が必要です。

中学生が受験する共通テスト

中3は2023年に高校3年生になるので、現行の教科書に最後の受験生となります。
しかし、本当に大変なのは現在の中2以下で、中3から新教科書、高1でも新教科書となり、高3の受験は新教科書の範囲の初めての受験になります。

まとめ

大学入試の場合、共通テストの点数でほほ大学が決まります。高校1年生の学習、特に英語・数学に力を入れて評定平均をあげておくことと、一般入試に備えしっかり読むことをお勧めします。

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