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ジャズらしさを出すフレーズの作り方とは?"フレーズの終わらせ方"に注目!

ジャズサックス奏者の市川海容(いちかわかい)です。
5月頃からYouTubeにてレッスン系の動画を週1回のペースで投稿しています。
現在YouTubeの収益化を目指し鋭意更新中です!
ありがたいことにチャンネル登録者数が700人を越え、「アドリブ習得練習法」と言う動画の再生回数は5000回を越えました。
レッスンも行っていますのでご興味ある方はぜひこちらをご覧ください。

レッスンの詳細についてはWebサイトからもご覧いただけます。

アドリブソロでジャズらしさを出すには?

今回の記事は先日投稿した【フレーズの作り方】ジャズらしさを出すために"フレーズの終わらせ方"を身につけろ!という動画で解説している内容の補足です。
ウェブサイトから楽譜のダウンロードもできますのでぜひご利用ください!
動画はこちら

今回は前半にフレーズの語尾を聴き取るクイズ、後半にはジャズスタンダード「酒とバラの日々(The Days Of Wine And Roses)」を題材とした練習方法を紹介しています。
前回解説したリズムの強弱を歌うという内容も含め、フレーズの終わらせ方を習得していきましょうという話をしています。
前半にクイズを入れたのは、初心者の方にも耳コピに挑戦してもらいたかったからです。本当に短い2−3音を聴き取るだけなのでぜひやってみて下さい。

フレーズの終わりで生まれる変化

フレーズの終わりからを決めることでジャズらしさを生み出し、フレーズのクオリティを上げていくことができます。
また練習用の実演でも示しましたがフレーズとフレーズの「間」をかなり明確に生み出すことができます。おそらく今までやったことのない様な「間」の取り方になるでしょう。
ここで生まれた間をむりに埋めないことは、周りの演奏メンバーのための余白を残すことにも繋がります。
合いの手やリズムの補完、バランスなど思いがけない発見があると思います。

フレーズの語尾を固定してソロをとる練習

これはかなり難易度が高いのですが、レベル別に練習方法を提示しました。
初心者の方は譜面をなぞりつつ、頭の中でしっかり歌って繰り返し演奏してみましょう。動画では50回と回数を決めて練習するのが良いという話をしています。
ダラダラやるより数を決めてそれをしっかり消化しましょう。
覚えるために何が必要かということをしっかり意識して下さい。
フレーズの終わらせ方を「癖」として身につけることが目標となります。
思考停止で出るくらいまで持っていけると良いですね。
練習用動画も上げています。ぜひ使ってみて下さいね。

まとめ

今回はジャズらしさのあるフレーズを演奏できるようにするために、フレーズの「語尾」に注目するという動画でした。
ジャズをやってみたい方、どこから手をつけたら良いか分からない方、長年練習しているけれどイマイチ上達しない方への指針になれば嬉しいです。
レッスンではより一人一人の状況や目標に合わせて指導を行っています。
体験レッスン(有料)もありますので、ご興味ある方はぜひご利用ください。
皆さんが楽しいSAX LIFEを過ごせますように!


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