考え方が違うから
ブログを読んでくださる人の観念も様々。
先月、東京遠征したとき前職の同僚と久々に会った。僕が2021年末に最終出社したとき、エセ流行り病のためにおよそ20年努めた古株の僕の送別会が開かれなかったが、その彼だけ僕とサシで呑みに付き合ってくれた。
一人でもそういう人が居てくれるのは本当にありがたい。飲み代も確か彼がおごってくれたと思う。彼は後輩なのだ、後輩がおごってくれたのだ。
一応主張するとゲームソフトを作っていた。それも絶滅危惧種のコンシューマー。
※コンシューマーというと、ゲーム機のこと。
スイッチ、PS4、5、X--BOX等
先月の東京遠征の折、ブログのQRコードを印刷してある名刺を渡しておいたのだ。東京遠征からしばらくたって、最近連絡を取ってみた。
最近、東映特撮youtube公式チャンネルで『仮面ライダー555』の配信をやっている。(555;「ファイズ」と読む)
平成ライダーの中では、僕は555が一番好きで、好きすぎて年1回は繰り返し見ているシリーズになる。全話ストックしているのだ。当時21歳のころCGや映像理論・技法を習いに専門学校に通っており、毎週欠かさず555を見て、次の日学校でクラスメイトとカメラワークや演出のカッコよさについてふざけ半分に語り合ったものだ。
元同僚も平成ライダーは多少なりともたしなみがあるようで、この春公開の『シン・仮面ライダー』も公開初日に見て来たという。ということで、プレミア配信を同時に見ながらVC(ボイスチャット)しましょう、という運びになった。
配信も終わり、僕のほぼ一方的な与太話もそこをつくころ、彼の口から面白い話が飛び出した。
聞くと、僕のこのブログを時々読んでくださっているみたいで、『自分の仕事の対価としてお客さんにいくら請求すべきか?』をテーマに書いた記事を読んで色々と思うところがあったという。
■関連するエピソード、多分これ》
と、これ。
仕入れ値とか本体価格的なものがあって、その3割増しとかで妥当そうな価格を機械的に見出せるなら迷いも少ないんだろうけどね・・、そういう感じの話になる。
身一つの能力で対価を頂戴するというのは、本当に難しい。価格設定を何より難しくしている一番の原因は『自分の心』なのだ。
自分の心の余計な揺れが適切な設定を邪魔するのだ。
この揺れは、『統合』というメンタルトレーニング意識だけでは解決に導けない。
最近、催眠術スクールでこんなことを話した。
先生「今、チャネリングの単価は
いくらでしたっけ?」
白「5000円です、7000円くらいでも
いいと思ってますけど、なかなか・・」
先「なぜ、ハッキリ7000円と言い切れない
と思います?」
白「お客さんが高いと感じるかもしれない・・」
先「自信を持って提示できるだけのことを
やれてないからですよ?」
白(なにも言えない)
100%の図星ではない。けど何10%か当たってた。それは僕のチャネリングのというより他にある。とにかく何かしら自信を持って7000円と提示出来ない感覚がある。それでも一時期7000円と書いていた。しかし、今一度自分と向き合い
『今自信をもって請求出来る対価はいくら?』
と自分に問う。
『5000円』
と返事がある。実際に「5000円」と聞こえたのではない、自分の心にしっくり来る金額だったということ。
ということもあって、最近もう一度チャネリングサービス内容と単価を調整した。
結局、僕がチャネリングの価格を高くしないのは、チャネリングは能力の一つであり、今後本格化したい本業と組み合わせて活用する構想があるからで、チャネリング自体を本業にしたいとは思ってないからだ。しかし、やる意味はある。やらないよりやった方が100%ためになるのだ。
彼が僕に読んだ感想をちょろっと話してくれたことがきっかけで、今一度自分の気持ちと向き合う時間がとれた。
そして彼自身、最近気持ちに引っ掛かりがあったみたいで僕に意見を求めてくれた。
前職では、年々浮世離れしていく僕の様子をみて
「白へびさん適当じゃないですかぁ?w」
とか、後輩からよく言われていたけど、浮世離れに拍車のかかった現在の僕のブログを読んで
後輩「最近こんなことがあって、白へびさんの
意見を聞いてみたくなって・・」
白「なんでまた?」
後「いや、白へびさんの考え方が
まるで(僕等と)違うっていうか・・
なので、ちょっと聞いてみたくなりました」
前職の会議でも僕は独特過ぎた。僕の発言で、会場の時間が完全停止することが度々あった。あるいは、作り手でありながら完全なユーザー目線で発言したり。僕は何処へ行っても独特だと言われていた。
それがとうとう「君の意見を聞いてみたい」という意思を向けられるまでになったのだ。
まさしく『555』:変革を迎えているらしい
https://niconicohappy.com/angel555/
自分の内面を見直すきっかけをくれた後輩に感謝
次に会う時にはお土産をはずむとしよう