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バックパックin🇮🇳1日目①

2019年12月12日現地時間23時に私はベトナム経由でインドに到着した。

アライバルビザの申請を終え、インドの地を踏んだ。

私は今まで12カ国を旅し、国内外でバックパッカーとして様々な旅をしてきた。

海外でも旅することは慣れており、今回もそれなりに上手くいくだろうと軽く考えていた。

さらに、海外留学経験もあり12年の付き合いのある大親友の旅とあってお互い海外での旅に対して自信があった。

特に綿密に計画をする訳でもなく旅をしようと考えていた。

しかし、事件は到着後すぐに起きた。

夜遅くの到着のため空港泊を考えていたものの『俺たちなら何とかなる』と宿に向かおうとした。

夜遅いこともあり、人は歩いておらず、狂犬病を持っているであろう狼のような犬しか徘徊しておらず、噛まれたら"死"ということもあり、オートリキシャでメインバザールという宿が集まる場所へ向かった。

しかし、リキシャを運転するおっちゃんが地図とは違う方へ曲がったりして、『今はデモが起きていてメインバザールへは入れない。』といい、政府のところへ連れて行くとそのままオートリキシャに乗せられたままℹ️マークの付いた建物へ連れて行かれた。

そこで個室へ招かれ、ホテルを探してやると違う男が出てきた。

しかし、その後デモの話になりデリーに滞在するのは危ないという話になり、様々なツアーを提案された。

日本語が話せる方に電話し確認すると言われ、友人が電話に出た。

日本語の安心感と共に、電話の人物にも同じことを言われ、その料金なら今は安いからそれが良いと言われ、約3万ルピーの北インド主要部を巡るツアーを勧められた。

日本語で完全に信じてしまった私達は支払いを進めようとした。

友人がカードを切った時に私は何かおかしいと感じ、インターネットでインドでの詐欺について調べ始めた。

すると全く同じパターンで詐欺にあった方がいた。

これはヤバいと思い、私はカードを切らず友人の返金をしろとインド人に申し出た。

インド人にそれはできないと拒まれては、こちらも引き下がらない攻防が続いた。

『デモがあるなら帰ってきなさいと親に言われた』とか『日本に帰らなきゃいけない』と言い続けてた。

一向に拉致があかないと思い私が『return』と大きく叫ぶと向こうは出口を塞ぎ僕らにキレ返してきた。

その瞬間血の気が一気に引いて色んなことが頭をよぎった。

このまま監禁されたり、人身売買されたり、、、

このまま争うのは良くないと思い1人分の料金で許してくれと半ば強引にその建物から脱出したのだ。

この時すでに建物に入り3時間、デリー到着からは4時間以上が経過していた。

心身共に疲労状況である中、外で待っていたグルのオートリキシャーに乗った後も口論はあったものの何とか発車し、ニューデリーの鉄道駅に到着した。

オートリキシャのおっちゃんに日本円で5000円ほどを要求されるものの私達は拒み、警察を呼ぶと言われ袖を掴まれたが私達は駅員に助けを求めようとするとそのおっちゃんは100ルピーだけ持ち返って行った。

もう、どのインド人も信じられない状態で駅に着くも恐怖は続く、、、

#大学生 #バックパッカー #バックパック #インド #ニューデリー #海外旅行

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