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ペットの癒し力コロナ禍で発揮

最近、イライラしている人やストレス満載の方が多いですね。
コロナで失業された方や引きこもってしまった人達も多く存在します。世界的に嫌なニュースばかり・・・
耳をふさぎたくなるので、私は、テレビを見ないことにしています。ネットニュースなら開かなければ良いだけのこと。
私が関心があるのはこちら
世界中にはニュースにもなる程の能力を発揮するワンちゃんが多数存在している。
犬の嗅覚は鋭い。犬好きでない人でも知っていると思う事実・・・
麻薬探知犬・ガン探知犬のみならず…コロナも嗅ぎ分ける。

2022年 イギリスのクイーンズ大学ベルファスト校とニューカッスル大学の研究者たちで、ストレスを感じている人間のにおいを選ぶよう訓練された犬の研究が行われた。
研究に参加した人間にストレスを感じる作業をさせて、作業前と後の息と汗のサンプルを採取。
サンプルを犬たちに嗅がせ、ストレスを感じている人間の息や汗を、平均93.75%の正確さで嗅ぎ分けたという。
その後、実験に携わったクララ・ウィルソン氏のツイート:
ストレスにはにおいがあります。そして犬たちはそれを嗅ぎ分けられます――研究結果が発表されました!それぞれの実験で、犬たちは人間のリラックスした時とストレスを感じた時のサンプルを与えられました。サンプルの採取間隔は4分です。720回の実験で犬たちがストレスを感じたサンプルを正確に伝えた割合は94%でした。と・・・

ここまでは、訓練された犬の研究や活躍ですが、一般家庭で普通に飼われていた犬が、
夜中になると何度も主人を起こしに来ては困らせていた。主人は、というと病院で検査を受け正常の結果を受け取ったばかりだった。一晩に何度も何度も起こされて困っていたが、主人が動いたのは2年後だった。
そして、検査結果は、重度の睡眠時無呼吸症候群。
ワンちゃんは主人の呼吸が止まる度に必死に起こしていたのでした。

また、日本では文福という雑種犬が老人ホームで飼われているが、看取り犬と呼ばれている。

「最期まで愛するペットや大好きな犬猫と暮らしたい」というお年寄りばかりが入居する2Fフロアに文福はいる。

文福の不思議な能力は、施設に来て2年後に発見された。
元気いっぱいで、みんなに甘える事が大好きな文福が、ある老人の居室のドアの前でお座りをして、うなだれていた。

翌日、文福は職員について居室に入り、入居者が横たわるベッドの脇へ居続けた。
そしていよいよ最期を迎えるときには、ベッドに上がって別れを惜しむように顔をなめ、スタッフが声をかけても離れようとはしなかった。
高齢者が最期を迎えるたびに、文福は同じ行動を繰り返した。
この文福の能力のおかげで、終末期の方が最後に行きたい場所へ、この世を旅立つ前に、文福の『看取り活動』が始まっていなかったら行きたいと願う場所へ連れていってあげられるようになった。
文福の『看取り活動』が始まってから、ご家族に囲まれて穏やかに旅立つ事が出来る様になったと言う。

殺処分1日前に、救われた命が…こんなにたくさんの方々の為に、死が近づいた老人の体臭や口臭から発生する匂いを嗅ぎ分け寄り添う。

新型コロナウイルスの影響で老人ホームも徹底して感染防止策を行っている。文福たちの世話をするボランティアの訪問も出来ず、現在は職員だけで世話をし、入居者も外出できず、家族にも会えない状況はストレスをためる一方。
コロナ禍だからこそ、文福をはじめとするペットたちの存在は大きいという。
「ホームという閉塞感のある入居生活のなか、ペットたちと触れ合う事が出来るのは大きな力になる。このコロナ禍も、2階のフロアは比較的活気があって、メリハリのある生活を送れた方が多かった。また、少人数制の厳しい勤務状況が続いたスタッフも癒された。彼らの力を改めて感じました」と施設長。
文福が起こす “小さな奇跡”は、こうした時代だからこそ入居者と職員の希望になっている。と、「看取り犬・文福 人の命に寄り添う奇跡のペット物語」(宝島社)として再刊された。

こんな時代に動物たちはこんなにも優しいのに…。人間はなんと強欲な生き物だ。
助け合うべきこの時代に、自分が一番好きで大事…と、いう人が多過ぎる。自分が良ければそれでいい。
悲しくてやりきれない。1人1つでいい・・・誰かを思いやって欲しい。と、願います。

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