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浸透するまで1年

職場のエレベーターの中で、A君と二人になりました。
エレベーターが動き出すなり、「そうそう、Kai☆Praさんに会ったら聞こうと思ってたことがあったんですよ~」とA君は言いました。

「なに?告白されるの?おれ」とおどけて返事すると、A君は笑いながら「実はですね…」と。

しばらく”テニス肘”のような症状が続いていて、ネットで調べてみたらまったく症状が同じで、テニスをしているわけでもないのにどうしてだろう、と言ってきました。

肩や腰の痛みがある人は多いのですが、肘の痛みを訴える人は少なく、貴重な症例の積み上げにもなるし、今度施術させてや、と言ったんですが、今日の話はそういう方向性の話ではなく。

職場で無料で施術を始めたのが昨年の11月。月1回、リハビリ職の職員から「腰痛があるので」「姿勢が悪いので」などなど、勧められた1~2人ずつを施術して、少しずつ効果を感じていただいて評判となり、とうとう今回初めて個人的に施術をしてほしい、と自ら言ってくる人が現れました。

ここに至るまで10か月かかりました。

当初は「何をしているのか分からん、効果も分からん」みたいな話から、「どうも痛みが楽になりそうだゾ」となって、「自分から相談してみよう」となるまで、このぐらいの時間がかかるのだなあ、としみじみ思いました。今回は人懐っこい彼だったので、そうでない人はもっと時間を費やすだろう、とも思います。

そういうのが分かると、起業してからどれぐらい頑張ればよいか、ひとつの目安になるな、と思いました。


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