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【活動報告】甲斐の国コミュニティ基金設立作戦会議を実施しました

こんにちは、「山梨県初の市民コミュニティ財団」立ち上げを進めている甲斐の国コミュニティ基金設立準備会です。

現在、「山梨県初の市民コミュニティ財団」は、どんな形がよいか?をなるべく多くの人と一緒に考えるフェーズにあります。

そもそも、「市民コミュニティ財団」を作るうえでは、重要なキーワードが2つある、と以前ご紹介いたしました。

このコミュニティ財団においては、「市民性」「地域性」を重視しております。

「市民性」
とは、「特定の企業や個人、行政機関などが設立(企業財団やプライベート財団、外郭組織)したものではない、地域の市民が「地域課題の解決をしていきたい」という思いを出しあって支えていくことを指しています。

「地域性」は文字通り、「その地域での課題」に取り組むことを主軸に、地域内での社会課題解決に向けた資源の循環を作る財団となること、を指しています。

自己紹介記事より

「市民性」「地域性」の面から、我々が準備の段階でできることは、どんな形がよいか?をなるべく多くの人と一緒に考えることだと考えました。

ということで、その「考える機会」の第一歩として、山梨県内で休眠預金事業、2020年草の根活動支援助成「甲信地域支援と地域資源連携事業」にて、助成金に採択され事業を実行していた団体様を含め、4団体様をお呼びさせていただき、「作戦会議」を開催し、ざっくばらんに議論いたしました。

▼休眠預金事業についてはこちらもご参照ください

我々準備会を立ち上げてから、草の根で活動している団体様との本格的な議論の機会ということもあり、非常に緊張しました。

具体的に、下記のようなご意見をいただき、これからの市民コミュニティ財団創りに参考になることが多くありました。

・団体を支援する役割になるプログラムオフィサーに、可能なら「事業活性化」や「採用」といった、経営に詳しい人を置いて欲しい
・市民コミュニティ財団において、「声を上げにくい人から、声を拾い上げる」活動を重視してほしい。困っている人が「困っていること」を言い出せる社会づくりにつながるような活動・支援ができる財団であってほしい。
・小規模の団体でも運営継続や規模拡大を望めるように、県内の資金循環の仕組みづくりを財団が担ってほしい。また、プロボノ活用といった、人材の循環も生み出せるとより良いと思う。
・市民コミュニティ財団として、「優先的に取り組む課題」を提示し、その課題解決を旗振りしてほしい。
・中間支援団体として、現場に足を運んで、伴走する姿勢のところの支援を受けたことがあり、そのような支援ができる団体になって欲しい。
・「山梨県の社会課題解決」のノウハウを蓄積し、そのノウハウから、新たな社会課題を解決するための協力を生み出しあう、シナジーを作れる財団になってもらいたい。

当日の議事より一部抜粋・編集して掲載

今回はごく一部の団体に限られていたので、今後は各地域ごとに足を運んで、「こういう支援ができる財団があって欲しい」を聞き出していきたいと思います。

多くの方の関心、期待があることを感じるとともに(今回の会議では厳しい意見もたくさんありました)、改めて兜を引き締めて活動を進めてまいります!

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