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きっかけはノムさん

お疲れさまです。かいまるです。
今回はわたしが野球をスキになったきっかけについて語っていこうと思います。というのも、きっかけはノムさんこと野村克也さんだったのです。この記事を書いている今日、2月11日はノムさんが旅立たれた日です。追悼と感謝の意をこめて書きます。

初めて野球を面白いと思った

父は巨人ファン、母は贔屓はいないけど巨人以外のチームが勝ってほしいという両親のもとに生まれたわたしですが、Jリーグ元年を小学生の時にむかえ、休み時間はサッカーに明け暮れる毎日を送っていました。野球は正直ルールがわからず、金曜ロードショー、土曜ワイド劇場、日曜洋画劇場の時間がズレないことのほうが重要な小学生でした。
そんな中、野球のルールを少し理解できたとある野球中継で「こんなに面白いんだ」と感動したことを覚えています。それが1993年、ノムさん率いるヤクルトvs森さん率いる西武の日本シリーズでした。

野球がしたい気持ちと挫折

「中学校に入ったら野球をする」と決めたわたしは、野球中継にかじりつくようになりました。当時は巨人戦の中継しかありませんでしたが、特に贔屓のチームはなく、選手のモノマネをして遊んでいました。
中学校に入り、念願の野球部に入ります。が、チームメイトと上手く関係を作ることができず、一年で退部してしまいます。その後は野球に関係ないことをしていましたが、学校帰りのバッティングセンター通いはわたしの楽しみとなっていました。
高校生になっても、野球との距離は遠くなったままで過ごしていました。

また野球をやりたい気持ちとイーグルス誕生

大学に入り、色んなしがらみがなくなり、準硬式野球サークルへ入りました。思っていた以上にガチンコでひー、ひーいいながらもなんとか練習についていきました。ただ、このときは素振りにしても、壁当てにしても、面白いなーという気持ちで野球と向き合えていました。
そんな中、2004年に東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生し、初めてプロ野球に生で触れることになります。初観戦はホークス戦。今でも松中さんの右中間への弾丸ライナーを覚えています。
まだこのときは、イーグルスファンというよりはプロ野球ファンとして観戦を楽しんでいました。

ノムさん就任とボヤキ

そして、ノムさんが2006年からイーグルスの監督に就任することとなりました。ここからわたしはイーグルスのファンになっていきます。
勝敗に限らず試合後の監督会見が、ボヤキを聞くことが楽しみでした。「野球っておもしろいやろ?」と毎回言われているような気がして、ボヤキにあがってくる選手のことへも興味をひかれていくようになります。そうして、好きな選手も増え、イーグルスというチームのファンとなっていきました。

初めてのクライマックスシリーズ

ノムさん最終年となった2009年、イーグルスは初めてのAクラスとなりクライマックスシリーズ進出を果たします。岩隈さんの「てっぺんとるのは本気ですから」という名言や、進出を決めた試合でのスタメン全員のヒーローインタビューが懐かしいです。
イーグルスは仙台での1stステージを勝ち上がり、北海道に乗り込みます。しかし、日本シリーズ進出の夢は北海道で叶うことはありませんでした。贔屓のチームが負けることはこんなにも悔しいものかと、初めて野球観戦で涙を流しました。ボヤけた視界でノムさんの胴上げをみていたことを覚えています。

ノムさんが去ったあと

ノムさんはこの年限りで、イーグルスの現場を去ることになりました。
その後もわたしは、イーグルスのファンです。2013年、贔屓のチームの日本一という最高の幸せを味わうことができました。
そして、今はノムさんの教え子である石井一久監督がイーグルスを率いています。時々、ノムさんの影を感じる石井監督が結構スキです。石井監督の胴上げをみたら、ノムさんはなんてボヤくでしょうか。
そんなことを想いながら、イーグルスの優勝と日本一を今年も願っています。

ノムさん、野球の面白さを教えてくれてありがとう。イーグルスをスキになるきっかけをくれてありがとう。今年もイーグルスを見守っててくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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