見出し画像

好きなものだけに囲まれて暮らしたい。

好きなものだけに囲まれて暮らしたい。

誰もがそう思っているはずです。もちろん僕もそうです。そうは思っても、すべて好きなものだけというわけにもいかず。排除することのできない嫌いなものとの共存は、人生のレッスンや学びのようなものとして前向きに捉えることが得策だと思います。そこで抵抗してしまうと、ダメージやストレスが大きくなるだけだからです。もちろん、排除できるものはしっかりと排除しましょう。

ですが、嫌いなものに自ら近づいて、わざわざ嫌な思いをして嘆いている人って、意外といるように思えるんです。たとえば嫌いな人の動向を逐一うかがうとかSNSをちょくちょく覗きに行くとか、嫌いなもののことを詳しく調べるとか。もしくは誰も振っていないのに、嫌いなものの話題を自ら話しているとか。嫌いなもののほうからこちらへ近づいてきているわけじゃないのに、気づくと自ら近づいていってる…なんていう人もいるんじゃないでしょうか。

複雑な状況や息苦しさ、あるいはストレスって、実は自分自身がつくって増長させている部分があるのかもしれません。

もちろん、嫌いなものは嫌いでいいんです。嫌いだと思ったらそれ以上、嫌いなものに意識を向けないようにしましょう。好きになる必要はないし、嫌いの理由を深掘りする必要もありません。ふと気づくと、嫌いなもののことばかり考えていませんか?実は好きなもののことを考えるのと同じくらいに、もしくはそれ以上に、嫌いなもののことを考えてしまってるなんてことはないでしょうか?

「何が好きか」で自分を語るよりも、「何が嫌いか」で自分を語るほうが、実は語り甲斐があって楽しいのかもしれません。嫌悪感や嫌いなものに抵抗することが刺激になっているのかもしれません。もしかしたら、嫌悪感によって生きる実感を得ているなんてこともあるかもしれません。意外と無自覚の部分でそうしてしまっているなんてこともあります。

好きなものだけに囲まれて暮らしたいのであれば、嫌いなものは排除して自分の大切な世界に存在させないことが大切です。そのために、嫌いなものは見ない、関わらない、考えない、話題にしないというのが大前提です。

好きなものに囲まれるとリラックスできます。好きなもののことをただ考えて想像するだけでも、心身が緩むことが実感できると思います。体が強張って固くなっている原因は、常に嫌いなものに意識が向いて、それにずっと反応しているせいかもしれません。

心身を緩めるためにも、好きなものだけに全意識を向けて全エネルギーを注ぎましょう。

よかったらサポートをよろしくお願いいたします。サポートは有意義に活用させていただきます。