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どう頑張るかはもちろん、何を頑張るかにも目を向けたい

今日は、「目の前にあることをどうやって頑張るか」という部分に目が行きがちだけど、何を頑張るかもすごく大事だよなという話をつらつらと。

結構前のアナザースカイで、バブリーダンスでセンターやってた女子高生の話があってて

簡潔に言うとこの人が高校を卒業して女優になるという話だったんですけど「高校の頃、自分の時間の使い方あれでよかったのかな...!」と思ったんです。

この人は結構ちっちゃい頃からダンス一筋で、高校の頃もダンスに打ち込んでたらしく。

自分の高校生活はというと、"良い大学"に入るためにひたすら勉強して、めちゃくちゃ頑張って大阪大学に入れました。(当時の僕に聞きたい、良い大学って何だろうw)

もしも勉強(もうちょっと言うと学問)が自分の好きなことで、これに打ち込みたい!というものがあればよかったのですが、僕が勉強に打ち込もうと思ったのにそんなに理由なんてなくて「高校生だから」「周りがやってるから」「これが普通だから」という理由でやってたんですよね。

入った当時はすごく嬉しかったんですけど、阪大に来れたことで大きく変わったことはなかったし、大阪大学に行ったことある人なんて日本に何万人もいるし、それよりも良い大学に行ってる人もごまんといるわけで...

めちゃくちゃ頑張って「いけても阪大」なわけです。(もちろん大学に行くための努力のサポートをしてくれた両親には感謝の限り...なのですが)

誤解を招きそうなので断っておくと「大学に意味が無い論」を繰り広げたいわけではなく、学問をしたい人にとって大学に行く意味はすごくあると思っています。

だけど僕の場合は、学問がすごくしたいわけでもなく「みんなが行くから」「将来のなんとなくの安定のために」大学に進学したため、勉強を頑張った時間や労力で得られたもの投下先を考え抜いて透過すれば、もっと自分のことを知れたり、自分の良いなと思う生き方のための能力や考え方をゲットできたんじゃないかと思えてならないのです。(違う道を選んだらそれはそれで別の後悔をしている説もありますw)

アナザースカイに出ていたバブリーダンスの女の子は自分の良いなと思うことを3年間頑張って、自分の良いなと思う自分になれていて。(もちろん幼少期からのたゆまぬ努力がある前提ですが...)

僕は3年間、脳死で頑張った勉強で相対的にも大した自分になれなかったし、自分の価値観的にもいいなと思う自分になれなかった。

自分の良いなと思うことを頑張っても結果が出るとは限らないじゃないか。

と思った方もいるかもしれませんが、

①自分のいいなと思うことをやって結果が出ない
②何も考えずに選んだことをやって中途半端な結果が出る

だと①の方が悔いはないなと思うのです。

こんなことを考えると、今目の前にあることを頑張るのも大事だけどそれを頑張ったからといって報われるとは限らないし、上手くいかなかった時に誰かが助けてくれるわけではないので、「どこで頑張るか」は今後の人生で吟味して選びたいなと思います。

選び方は人によってさまざまだと思うのですが、僕の中では

①自分が長く続けたいと思うもの
②できたら自分が得意なもの

を自分に聞きながら選んでいけたらいきたい。

で、これまた矛盾しているようですが、①②に合うものって簡単そうで意外に「これ!」っていうものはなくて、頑張る場所を吟味するのも大事だけど吟味に時間をかけすぎるとこれまた厄介なので、要はバランスという感じですね。

最終「考えながら進む」というところに落ち着きそうですが、「ここで頑張って未来の自分が後悔しないか?」という視点で頑張る場所を選ぶのは大事そうと思い、今回のnoteは書きました。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

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