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KAIKENの取り組み①~魚講~

海洋水産技術研究所(KAIKEN)の取り組みを紹介するシリーズ

記念すべき第一弾は、“水産の今を知る”から始まった「魚講」についてです🐟



取り組みのキッカケ

先日投稿した自己紹介の記事でも述べた通り、我々は海洋水産分野についてほとんど何も知らない状態からスタートしました。

書籍やインターネットなど、知識を得るための方法は数多くありますが、

「実際に携わっていらっしゃる専門家の方々から直接、海洋・水産業界の“今”を教えていただこう!」

ということで、開催が決まったのが「魚講」となります。


講義内容

こうして開始された「魚講」ですが、
2022年5月11日から2023年3月8日までのおよそ1年間、月に1回のスケジュールで開講しました。

以下が講義一覧になります。

「魚講」の全スケジュール

上記の通り、神戸を中心として、KAIKENと繋がりのある様々な分野の専門家をお招きし、それぞれの分野の説明や課題などについて講義していただきました。

例えば、「未来を見据えたすまうら水産の取り組み」では、
神戸市須磨区にて水産関連事業を手掛ける“すまうら水産”の取締役代表である若林良さまより、神戸における漁業の歴史や現状、それを踏まえて実際に取り組んでいる活動内容についての話を伺うことができました。

若林良さまの講義の様子

また、神戸にある水族館や漁港でのフィールドワークも実施し、体験を通して海洋・水産業界についての理解を深めることができました。

須磨浦漁港にてノリ収穫の見学


「魚講」という場づくり

実はこの「魚講」、社内の人だけでなく、「KOBE文教区」と連動して一般の人も受講できるようにしていました。

「KOBE文教区」とは、居住や所属、年齢に縛られず、「いつでも」「誰でも」Real と Virtual な空間で学べる(融合する)場として、-オシエルヒトオシエラレルヒト- をコンセプトに、持続可能な未来を考えたいヒト、産官学連携で実験をやりたいヒト、何か始めたいと思っているヒトへ、課題提起をベースに、いっしょに考えたり、取り組んだりする小人たち・学生・社会人を対象にした仮想区です。

KOBE文教区

オンラインでも対面でも受講することができたため、

誰でも気軽に海洋水産分野について知ることができる場

興味関心のある人同士で繋がることができる場

を提供できたことは、「魚講」を開催した一番の成果だと考えています。


現在の「魚講」

ここまでの記事を読んで、「魚講」に興味を持たれた方が多いのではないでしょうか?

残念ながら、本記事作成の2024年7月24日時点では、「魚講」を再開する目途は立っていないのですが、

2024年10月3日 追記

2024年10月15日(水)より魚講の再開が決定しました!!

初回の10月15日はガイダンスとして「豊かな海を未来へつなぐ、サステナブルな選択とは?(仮)」を行い、
以降は月に1回のスケジュールで気になる講師の方をお呼びして講義していただく予定です。
詳細は以下のKOBE文教区のサイトに記載されていますので、ぜひ確認してみてください!
https://kobe-bunkyoku.jp/program/detail/5OjguobPazWbl3H1U9YJIV

対面とオンラインのどちらでも参加可能ですので、奮ってお申し込みください!
皆さまとお会いできることを楽しみにしています😄

先ほどご紹介した「KOBE文教区」に登録していただければ、これまでの講義を“全て無料”で受講することが可能になっています。

興味のある方はぜひ一度、下記サイトより詳細をご確認ください。

また、同サイトにある「活動報告」では、一部を除く各講義の内容が簡単にまとめられていますので、ぜひそちらもご覧ください。

また再開が決まりましたら各種SNSでご報告しますので、そちらも要チェックです!


最後に

本記事では、海洋水産技術研究所(KAIKEN)の取り組み内容の一つである「魚講」についてご紹介しました。

繰り返しになりますが、本記事を読んで「魚講」に興味を持っていただけた方はぜひ「KOBE文教区」にて受講してみてください!
きっと良い学びになると思います。

それではまた次回の記事で🐟


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