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88 孤独を恐れるなは嘘、でも恐れすぎてはダメ

 こんな記事を見つけた。

 記事を読んだがそう大した中身はなかった(個人の感想です)。ただ今後孤独になるかどうかについて考えるきっかけにはなった。

 筆者はもういい歳した独身男性である。最期は自宅で孤独死か介護施設で死ぬか病院で管付けられて死ぬかのどれかだろう。でも最期なんてものは妻や子、孫がいても大抵病院で管付けられて死ぬか介護施設で死ぬかってことがほとんどだ。子や孫に看取られながら、というのはまずないだろう。

 最近このような記事のように「孤独を恐れるな」的な論調が目立つ。生涯独身、またはその予備軍が多くなった現状からすると受けがいいのだろう。だけど仕事をリタイアして、話す人が誰もいない状況というのは「人嫌い」属性がある人でもキツいと思う。誰かしら雑談ができる知人が複数人いる状況こそが精神的に安定するのだ。独身者は完全孤独状態にならないよう自分の人間関係を目配りした方がいい。

 一方孤独を恐れすぎるのもよくない。それがゆえに変な宗教やらマルチ商法グループ、お水風俗ホストなんかの食い物になるだろう。そういうものだって一時的には孤独から解放する役割があるが、それ以上に破滅的な最期を迎えるだろう。そこそこ深い話ができる友人がいて、近場に雑談できる知人が複数人いる状態でよしとしておこう。

(今日で連続88日執筆です)

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