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人に頼るハードルの高さに英語は関係なかったというお話


はじめに

オーストラリアに来て早くも1ヶ月が経ちました。中々来て1ヶ月の間の日記的なものは書けていませんが、今回も最近気づいた事を書きます。
今回は少し重たい内容になります。

異国の地で人に頼る事

異国の地で生活する上で全てを自分で解決する事は困難です。
なので、分からなければ聞けば良い訳です。
しかし、日本ならば日本語で聞けば良いわけですがここはオーストラリアです。日本人以外には英語で聞くしかありません。

来て当初の私は困った時に訊ねる事が難しいと感じるのは、英語力が無いからと信じていました。極力インターネットで調べてそれでもどうしても解決しない時のみ、フレーズを暗記して万全の状態で英語で訊ねていました。

なので、私はこういうフレーズをいくつか最初に暗記する作業をしました。
これでハードルが低くなる本気でそう思っていました。

ハードルが低くなる事はなかった

ところが3週間フレーズをいくら覚えても人に助けを求めたり、訊ねたりする事が難しいままでした。

これが英語力のせいではない事に気づいたのは語学学校で日本人の子たちが話している会話を聞いている時でした。
その子達はどうやら電車の定期?の買い方について話しているようでした。
私も丁度気になっていた内容だったので、聞き耳を立てて知りたかった情報を手に入れる事ができました。

そこで初めて私は日本語ですら人に頼る訊ねるが出来ない人間なのかという事に気づきました。
この時は私の人間力の低さに本当に絶望しました。

きっかけは何なのか

きっかけは恐らく新卒で入った会社であった出来事が要因なのかなと思います。

当時OJTの担当の先輩がいつもすごく機嫌が悪く、話しかけてもすごく嫌そうな態度をする先輩でした。すぐに気にしいで落ち込む自分には最悪の組み合わせと言える先輩でした。

気にせず堂々と話しかければ良かったのですが、私には到底無理でだんだん話さなくなりました。
そうしていると、その先輩が上司に「〇〇君新しい事も覚えようとしないしヤル気が無いから、私は教えたくない」と言っているのを人づてに聞いてしまいました。

本当に辛かったです。
全て私が悪いのかと自分を責める毎日でした。

思えばこれが一番のきっかけです。

留学で気づく事

留学で気づき学べる事は自分の英語力や文化の違いだと良く言われますが、私の場合辛い記憶を掘り起こしてしまいました。

ただ私はこれを境に日本にいる時以上に留学で困っている人を助けてあげたいと心の底から思えたので、それで良いのかなと無理矢理思うようにしました。

まとめ

人に訊ねる事に英語力は関係なく、原因は全く別の物であったというお話でした。

これを読んで、もしかしたら私と同じようにフラッシュバックしてしまった方もいらっしゃるかもしれません。そうであるなら申し訳ございません。

ただ、今回この記事を書いたのは自分がここで気づいた事を忘れそうになった時に思い出せるようにする為です。
留学生活はまだ続きます。一般的な留学生活とは大いに違うと思いますが、自分なりの最適解を見つけるために英語の勉強にプラスして努力していきたいと思います。

今回はこれで終わります。

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