【移動時間MAX31時間】会宝産業のリサイクル技術を学びに、アフリカ一陽気な国のウガンダから研修生がやってきた話

まずは、こちらの写真をご覧ください。

こちらの二人はウガンダのとある大学で自動車整備を教えている先生なんですが、「写真撮るよ～」って言ったら、ノリノリでこのポーズだったので笑ってしまいました。写真って人柄が出ますよね。

ウガンダの方ってアフリカで一番フレンドリーで朗らかな国民性と言われています。納得。

ところで、なぜ遠いアフリカのウガンダの地から当社がある日本の金沢までやってきたのかと言うと、研修に参加するためです。

UNIDO東京が実施する「日本からの技術移転を通じたアフリカにおける産業職業訓練プログラム」という取り組みがあります。アフリカの現地エンジニアらを対象として、持続可能な開発につながる日本企業の技術を学んでもらい、その知見や技術を自国で普及させることが目的です。当社が提供したのは「環境配慮型使用済自動車リサイクル技術」を学んでいただく研修です。

ちなみに、日本（技術を提供する側）からは当社を含む5社が採択されました。当社の技術が選ばれたことはとても光栄なことです！

ところで、当社はこれまでに14カ国へ自動車リサイクル技術や法律構築に関わる研修を行って来ましたが、ウガンダは初めてです。アフリカはナイジェリア、コンゴ、ケニアの方々に研修を行いましたが、今回の二人は特に陽気で大らかでした。

のんびりしていて、話好き（話が長いとも言う…笑）、資料作成は上手なんですが、ソフトが海賊版のオフィス2000なので時間がかかる（でも彼らは気にしない笑）、日本の食事を積極的に食べ、生魚に果敢にトライするもわさびで撃沈…などなど、約1ヶ月の研修のどこをとっても笑いがあふれる素晴らしい研修になりました。

実践研修中

休みの日には金沢城にも行きました。

研修を終え帰国した翌日の朝。研修を行っていた部屋はしーんと静まり返っていました。そこで、研修を担当した当社男性社員は彼らに次のメッセージを写真と共に送りました。

社員：Where are you guys now? It’s a class time.
（研修の時間だけど、どこにいったの？笑）
研修生：Hello Good teacher.Hahahahaha,Woa we miss those moments, actually we have gone for breakfast we shall be back in classroom later.
How is the cool Kanazawa city???
We are alright,reached safely and our family members have sent greetings to the whole family of KAIHO industries Ltd and the whole of UNIDO family.
（おはよう先生。あの時間が恋しいよ。朝食をとっているだけだよ。すぐにもどるよ笑　金沢は寒い？私たちは無事に帰国したよ。私の家族もUNIDOと会宝産業によろしくって言ってるよ。）

今後は、研修で学んだことをもとに彼らが現地の100人を対象にワークショップを開く予定です。彼らには今回学んだことを大学で単位制にして広めていきたい夢があるので、当社もこれまでアフリカで実績を積み上げてきた人材育成や自動車リサイクル技術のノウハウを活かし、ウガンダでの環境配慮型使用済自動車リサイクル技術の定着を目指し活動していきます。