見出し画像

あなたが飲んでいる水の水源を知っていますか?

先日社内研修として、当社がある石川県に鎮座する全国でも有名な白山比咩神社へ行ってきました。

昔から初詣はもちろん、七五三や厄払い、合格祈願など家族の行事がある度に参拝に行く程、私にとって身近な神社です。

研修当日は地元のガイドさんが案内をしてくれ、その後宮司さんからもお話を聞くことができました。

まずはガイドさんから教えてもらった白山と白山比咩神社を紹介します。

・白山比咩神社だけ“しらやま”と呼ぶ
全国にある白山神社は“はくさんじんじゃ”と呼びますが、総本社となる白山比咩神社は“しらやまひめじんじゃ”と呼ばれています。これは総本社であることをわかりやすくするため、わざと“はくさん”ではなく“しらやま”と呼んでいるそうです。

・白山は水の神様
白山は石川県に流れる手取川だけでなく、福井県の九頭竜川、富山県の庄川、さらに太平洋に繋がる岐阜県の長良川の水源にもなっています。
石川県の85%の水を供給していて、高低差を利用したパイプで能登半島まで水を運んでいます。
また独立峰のため、昔は白山の位置を確認しながら船を走らせていたそうです。

宮司さんからは水の力には下記2つの作用があると教えていただきました。
1.命をつくりだす力 2.清める力
水があるところに人々が集まり、水が無いと衰退していくと、私たち人間にとっていかに水が大切かをお話くださいました。
このように石川県に住む私たちにとって白山からの水の恵みがないと生きていけないことを強く感じました。
これだけ大切な水である雨を私たちは「今日も雨か・・・」と少しマイナスな気持ちになってしまうのは、人間が中心になって便利を求めすぎたからなのではないかとふと頭をよぎりました。

手取川河口から見る白山

今回は水を知ることで何が本当に大切かを気が付かせていただいたような気がします。
研修を通して、今まで知らなかった“しらやま”さんを知ることができ、より一層大切にしていきたいと感じました。まずは自然に感謝を伝えるためにこれから毎月お参りにいこうと思います。

写真:白山市観光連盟WEBサイトより

この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

広報の仕事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?