徘徊ってなに?
認知症の方の症状の一つ、徘徊。
高齢者の施設では言葉の通り、徘徊している利用者様は、たくさんいらっしゃいます。
とにかく歩いています。車いすでも、ウロウロしています。
でも、こういう『徘徊』みたいな言葉のインパクトが、介護の仕事を怖いと感じさせて、介護の仕事に就きたい方の敷居をあげちゃってる気がします。
現場の声を聞いてほしいです。
ぜんぜん怖くないよ!!
みなさん、やみくもに徘徊されているのではなく、理由があって、歩いているだけなんです。
ちゃんと、『どこ行くの?』と聞いてみると、皆さんちゃんと行き先があるんです。
例えば、徘徊は夕方~夜に向けてが多いのですが、なぜだかわかりますか。
答えは簡単。『家に帰る時間だから』
家に帰る手段を探している方、家自体を探しているかた、お迎えの家族を探している方、いろいろいらっしゃいますが、みなさんおうちに帰ろうとしています。
なので、『徘徊』ではなく、『下校』や、『退勤』や、『帰宅』ですね(笑)
その他にも『●●に行かなきゃ』『●●を買わなきゃ』『●●を迎えに行かなきゃ』等、理由は様々です。
利用者様本人にとっては、きちんと目的がある行為。『認知症高齢者の徘徊』なんて言葉でまとめたら悲しいです。
施設によっては、『お散歩』と表現したりもします。全然怖くないでしょ(笑)
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