介護職の求人内容で気を付けて欲しいこと①
①週3回の入浴介助のある高齢者の入所施設
国で定められている入浴の回数は、週に2回です。身体の状態によっては、清拭に替えてもOKです。
週に3回も入浴させてあげるなんて、いい施設って思いますよね。
でも、ちょっと待って!!その施設、週に3回入浴介助をするだけの体制が整っていますか??
介護が必要な高齢者にとって、入浴って体への負担が大きいです。急変が起こりやすいので、どこの施設でも職員が多くて医療機関が開いている日中に入浴介助を行うくらいです。
そして、入浴中はとても事故が多いです。介護施設の場所別事故率ランキングでは、常にぶっちぎりの優勝をしているのが風呂場です。
転倒、転落何でもありの危険な場所です。
だから、見守りの人数が足りていて、看護師も配置できる環境でないと、本当に危険です。
また、入浴介助は介護職員の身体的、精神的負担も大きいです。
時間内に全員入れるために効率よく回すことを考えながら、風呂場にいる全員の利用者様に変わりがないか常に目を光らせます。
入浴中の利用者様とのんびりおしゃべりなんて、なかなかできません。
もちろん、余裕のある人員配置や設備が整っている環境で入浴介助が出来るなら、とても素晴らしいと思います。
入浴は血行促進し、皮膚トラブルも抑え心もリラックスします。
有料老人ホームの売りの一つとして見かけることの多い週3入浴。面接でしっかり確認してみてください。
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