見出し画像

介護観って何?

介護は専門職です。専門職員には、一人ひとりプロとしての考え方があります。

それが介護観です。ちなみに、保育の現場では保育観、看護の現場では看護観というそうです。

介護の世界ではよく使われる言葉ですが、他業種から転職してきたかたは知らない場合がけっこう多いので、解説してみます。面接に役立ててくださいね。

Aさんという利用者様が、入浴を拒否しています。

職員Bは『本人の意思を尊重して今日は入浴を止めよう』と思います。

職員Cは、『入浴は大事だし、Aさんの体調は良いから入浴を促そう』と思います。

職員Dは、『本人の意思は尊重したいけど、冷え性な方だからお部屋で足浴だけしてあげよう』と思います。

これが介護観です。

おわかりでしょうか(笑)
これ、どの介護観も決して間違いじゃないんです。
むしろ、人の数だけ正解がある。

自分の介護観と合う施設や上司に恵まれると、すごく仕事がしやすいです。
そして、この介護観は経験を積めば積むほど変化していきます。

ちなみにですが、介護職のキャリア約10年の私は、職員Cと同じ意見です。利用者様は、今は元気でもすぐに体調を崩され、入浴できなくなってしまいます。

急に亡くなってしまうこともあります。可能な限り、清潔を保っていただきたいのです。

あなたはどんな考えですか?お仕事探しの参考にしてくださいね。

よければInstagramにも遊びに来てくださいね♪


この記事が参加している募集

Instagramをメインでやっています。 リアルな介護業界の情報を発信していますので、ぜひ見に来てくださいね♪ → https://www.instagram.com/kaigo_kyujin/