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日本語教師の本棚

介護の日本語の授業をしている日本語教師の本棚です。
 
一軍


一番よく使う教科書になります。
介護の日本語の授業をしていると資料はほとんど手作りです。
いろいろな参考書を見て参考にさせてもらいながら資料を作っています。
いやいや、教科書があるのだから、それを使って授業をすればいいじゃないかと思うとかもしれませんが、使えないのです。
 
初任者研修、実務者研修、介護福祉士国家試験用
これらに関する外国人向けの教科書はまだありません。
もしあったら教えてください。
 
どれも日本人が読む本なので、外国人にとっては言葉が難しすぎます。
回りくどい言い回し、ルビがない、外国人には耳慣れない言葉の数々など。
上記に関する教育に携わると、必然的に教材を手作りしなければなりません。
 
もし、初任者研修、実務者研修、国家試験対策の外国人向けのテキストを作ろうと考えていることころがありましたら、ぜひ私も混ぜていただきたいです。
私で役に立つことがあれば協力したいです。
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(外国人向けの試験対策本として、EPA候補者が使う「外国人のための介護福祉士国家試験対策シリーズ」があると思う方もいるかもしれませんが、私の感覚ではノーカンです。
ある程度やさしく書いてありますが、まだ言葉が難しく、国家試験で出題率が高いところがわからないので、試験対策本ではないと思っています。
要チェック!!出題頻度★★★などが書いてある本が試験対策本だと思うのですが、この本にはありません。
では勉強用のテキストなのかというとイラストが少ないのでわかりずらく、残念です。
あと致命的なのが高い!!!学習者、買えません!!!)
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二軍

介護の日本語の授業をしていると、ときどき文法の質問が来ます。
N3、N2の文法の質問が多いです。
私はN2くらいの文法になると文法書がないときついです。
まだまだ日本語教師として修業が足りませんね。 

三軍


最近、ほとんど使いません。
介護の日本語を学ぶ学習者の中で、日常会話がちょっと・・・という方がときどきいますので、そのような方向けに「つなぐにほんご」で会話練習をしています。「できる日本語」でもいいと思います。
 
戦力外


ここの本は5年は開いてません。
介護の日本語の学習者に「みん日」を使うのは、海外の現地教育しかないのではないでしょうか。
 

日本語教育に関係ない本棚

私の一番好きな作家は山本周五郎です。
「ながい坂」が人生の一冊です。
社会人になってペースは落ちましたが、ずっと本を読んでるのでもう本棚に本が入りません。
床に山積みになっている本がたくさんあります。 
最近、「柚月裕子」「原田マハ」「池井戸潤」を定期的に読んでます。 
いい作家、いい本がありましたら、おすすめしていただけると大喜びです。よろしくお願いいたします。 

介護の日本語の授業をしている日本語教師の本棚でした。

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