#生理学 血漿膠質浸透圧って何?
こんにちわ!
本日は生理学の基本「血漿膠質浸透圧」についてまとめていきます。
血漿膠質浸透圧←これだけ見ると「なんじゃこれ」となりますが、3つに分解すると分かりやすくなります。
まずは血漿ですね。
血漿は血液の割合です。
血液は 赤血球、白血球、血小板グループ
と血漿グループに分かれます。
血漿グループの構成は90%は水分、残り10%はアルブミン、免疫グロブリン、血液凝固因子のタンパク質。その他に少量ですが無機塩類、糖質、脂質、酵素、老廃物を含みます。
次に膠質(こうしつ)とはタンパク質の事です。
血漿と膠質が何となく理解出来ました。
では浸透圧とは、
私は浸透圧は文学的には「調和」だと思ってます。
例えば個性の強いおじさんと、
あまり個性がない若者
その2人が初対面で話す時に生まれる空気のようなイメージです。
余計ややこしくなりますかね (笑)
では生理学に戻しますと。
浸透圧は異なる細胞同士を調整する作用になります。
それぞれの成分は濃度が違いますが、細胞が隣同士になると体の反応として均等にしょうとする作用があります。
特徴として濃度の低い方から高い方へ移動するイメージです。
先程の文学的な表現を思い出すと、個性が濃いおじさんと、まだまだ若く個性が薄い人若者と2人でお茶をしたとします。
おじさんが全面的に会話をリードしたりしますよね。
そんな感覚で若者は濃いおじさんの話に引かれていきます。
今回もややこしくなりますね (笑)
そんな浸透圧ですが、細胞の周りには半透膜バリアがあるんですね。そのバリアで受け付けられない物はバリアします。
生理学に戻ると血漿は細胞間では半透膜を通過しやすいです。
何故なら半透膜のバリアより水の大きさが小さいので通過しちゃうんですね。
先程の濃いおじさんに例えると、おじさんからは若い方へ踏みよるには若者側に壁があると言う話です。
話を戻しまして、浸透圧は血管でも起こります。
血管にも半透膜がありますので
血管内に血漿たんぱく質(膠質)が含まれるので、その中のタンパク質の成分を分解するとアルブミン、グロブミン、ファブリノゲンなどに分かれていて1番アルブミンが多く含まれています。
アルブミンの大きな役目として、血管外の水分を血管内に移動する事になります。
と言うことはアルブミンの量が減ると血管内に血漿を取り入れる事が難しくなって、体が浮腫む事になるんですね。
逆にアルブミンの量が多いと血漿を吸収しすぎてしまうので細胞は水分不足となり体が固くなってしまいます。
また肝臓でアルブミンを生成したり、腎臓でアルブミンを体内に戻す作用もあるので、肝臓や腎臓に疾患があるのも血管内のアルブミン不足になって浮腫んでしまうんですね。
まとめると
・血液は細胞(赤血球、白血球、血小板)と血漿に分かれる
・浸透圧は濃度の低い方から高い方へ動く
・血管内のアルブミンが血管外の水分を取り入れる
・アルブミンが低下すると血管外の細胞が浮腫む
キャラの濃いおじさんでまとめると
・おじさんのキャラが濃いと話を聞かないといけない空気になる
・濃いキャラのおじさんは、若者との間に壁がある
・おじさんの勢いが弱ると若者の負担が増える
・おじさんの調子が安定すると若者も安定する
今日はここまでになります。
一緒に勉強を楽しんでいきましょう🙌
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