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平成はもう十分レトロでしょ。





平成レトロという言葉にかみついてる人がいてワロタ。

こちとらバブル生まれ、氷河期育ち、悪そうな友達は大体非正規のジャスト平成人だけど別にもうレトロでいいでしょ。

20年30年はまだ最近とか思いたいのは勝手だけど、昭和の10年と今の10年じゃ変化のスピードが桁違いだしまさにムーアの法則。

なにより、あの時代に戻りたいって思ったらもうレトロ(懐古趣味)なんですよ。


もうラーメン屋の有線でアブリルラヴィーンのComplicatedが流れただけで箸が止まって突然泣きたくなったりするし、Time goes byとかDepend on you、Forever Loveなんてイントロ10秒で外部との交信を拒絶、実質的な籠城に入ったりするんです。

春日部に突然平成ランドみたいなのができたら、残念だけどちょっとやそっとじゃ目が覚めないと思うね。

あの映画によると、時代には匂いがあったらしい。


平成の匂いって何だろう。

路駐した真夏、側溝から立ち上がるドブの匂い。
人数過剰の喫煙所からオーバーフローする紫煙。
その中でも一発でわかるブラックストーンチェリー。
雨の電車内を覆う湿度。緑の布張りの座席。
早朝の生ごみ。黒い脂に覆われた換気扇。
古着屋を包む埃。
マーシャルの匂い。壁に染み込んだ情熱。
サンシャインシティの広場を噴き上げる噴水。
名も知らぬアイドルに人々が送る汗。


「昔の◯◯が楽しかった」ではなく、「その時の自分が楽しかった」だと思いますよ。◯◯は変わらず楽しいと思います。

だそうで。そんなの言われなくてもわかってますよ。うるさいなあ。


いま平成何年だっけ。

そういえば更新前の免許証には平成33年まで有効と書いてあった。

おしまい。

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