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海外在住者が語る”外国語を話せるようになるコツ”①

本日は、海外在住メンバーに
「どうやって外国語を話せるようになったか?」

「外国語にまつわる話」
を聞いてみました。

するとある共通点も見えつつ、多くの日本人が持ってる外国語への苦手意識とそれの克服のヒントも見えてきました。
語学を勉強したい!って方にも参考になるので是非読んでみてください。

先ずはスペイン在住でイタリアでの居住経験のあるメンバーから。義務教育で習わない英語圏以外はどのように現地の言葉を覚えていったのでしょう?

言語は赤ちゃんに戻った気分で

イタリアではボディで話すという彼女は、まずは見様見真似がいいと言います。それこそ赤ちゃんに戻ったように。同じように繰り返す。
聞こえてる言葉をそのまま自分が口に出して、マネする。
言葉も動作も真似する

言葉は頭ではなく感じる
手でしゃべる!

そして一つの楽しさを見出す。それは日本人同士で日本語で話してては味わえなくなってしまった楽しさ。

「言葉が通じる」
通じるからまたしゃべる。
それは本当に赤ちゃんに戻ったときのようですね。

とはいえ彼女がイタリアにいったのは20代後半。幼少のころからならいざ知らず、すっかり日本語脳が出来上がった中で海外に住む。
赤ちゃんに戻った気分はわかったけれど、実際にはどのようにして最初取り組んだのでしょう。

すると
日本にいるときに、どこかからイタリア人を見つけてきて、ファミレスの片隅で毎週教えてもらった
という、やっぱりアクティブな一面も見えてきました。(・・どこかからって(笑))
言語はやっぱり話さないと身に付きません。

日本にいると外国語を話す機会が極端に低いですが、全くないわけではありません。日本語を教える代わりにイタリア語を教えてもらうとか、ご飯代で教えてもらうとか、色々と方法はあるかもしれませんね。

しかし勉強していったイタリアでも、最初行ったときは結局全く理解できなかったそう。
アナウンスの言葉とか教師の言葉とかは多少わかったとしても、実生活では全く理解できなかったんだそう。

そこで相手の心を見る。
この人何考えてるのかな?
と考えながら、マネして一つづつ分かっていったんだそう。

そんな彼女からのアドバイスは・・・

「恥や失敗を恐れないことが語学の成長には一番早い」

ということ。

これはおそらく海外在住者の多くが納得の言葉だと思います。英語に自信がなく完璧でないと話せないと思ってる人も多いと思いいますが、実は海外では文法なんか気にせずに使っている人も多いです。
事実カナダ在住メンバーはアメリカ人にtomorrowのつづりを聞かれるという経験があるそう。まさか、現地の人につづりを教えるとは思いませんよね!他にもShe doesn't をShe don'tとか書いてたり。
そんなもんだと思うと少し英語を使うのが気が楽になりませんか?

別のメンバーからは実際の赤ちゃんの話。

動詞が無くても伝わる!?

彼女が最初にショッキングだったのはイギリスに行ったときの話。
まだまだ海外経験が少なかった彼女は、赤ちゃんが
「pants off ! pants off !」

と言ってるのに衝撃を受けたんだそう。
だって、文法的には動詞がなくて間違ってますから。

でも、もちろん伝わりますよね。
これがoff pants でもいいし、OFF OFF だけでもいいかもしれません。
本国の人でも(たとえ赤ちゃんだとしても)間違って使っている。
それでも伝わればいいんだ!
と心に余裕ができたんだとか。

勿論文法が間違っていると違って伝わることもあるかもしれませんが、言葉は伝える事が大事。文法が正しくても伝わらなくては意味がありません。逆に伝われば文法は間違っててもいいのです。
そう思うと、話すのに気負いがなくなりますね。

また彼女がベトナムに住んでいた時は、ベトナム人の強い

「はっ???」

に悩まされたそうで、強い言い回しで聞き返されると「私の言葉じゃ通じないんだ」と言葉をさげてしまっていたそう。そんな彼女がベトナムで教えてもらった言語習得方法は・・・

「強気で行く」

という事だったそう。
「は????」と聞き返されても、もう一度言ってみる。
もう二度いってみる。
強気で言ってみる。
そのうちに通じます(笑)

実際にいつも「は??」と聞き返されてた人に、強気に同じ言葉を伝えたら結局通じたんだだそう。
先ほどの失敗を恐れないって話とも通じる話ですね。

最初海外にいってしゃべってみて怖いのが、「は???」とか「WHATS??」と聞き返されること。この「は???」が怒っているように感じることの多いこと多いこと。でも彼らにしてみたら単に「なんて言ったかもう一度教えてくれませんか?」と言っているだけなので、もう一度大きな声で「強気」で言えばいいんです。
逆にボソボソっと話していると、発音も文法も正しくても伝わらないことも多いですよね。

という事で、どうも海外在住者に聞いてみると、
私たち日本人の英語は少し完璧を求めすぎているような気がしてきます。
間違っていてもとにかく話すこと。
恐れずに強気でしゃべってみる事。

外国語習得にはどうやらこの辺りは必要な要素ですね。
赤ちゃんのように真似をしながら、間違ってもいいから言葉にだしてみるとそのうち徐々に話せるようになっていくのかもしれません。

まだまだ色んな国の在住者に話を伺っているのですが、本日はこの辺にて。

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