【まんが少年日々記】3話 弓矢かーぶやー【コラム】
冬になると海風が強く吹いた。
巷では、かーぶやー(凧)とばしが流行る。
埋立て地へ大人たちの持ってくる大きな凧。
ぴきだ〜(長方形の凧)や、はっかく〜(2つの四角で角が八個の凧)、飛行機かーぶやー(箱をつなぎ合わせた形)。
きっちりと作られた凧をあやつる大人の姿は、勇壮で子供たちは、面構えや格好を真似て同にいっていた。
当時、現代のビニール張りのカイトは、店でまだ販売されていなかったので、凧といえば手作りあたりまえでした。
そんな少年たちの凧といえば、手軽に作れる弓矢形の凧