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地図が苦手

地図の憶え方
毎日観ましょう。
史料集を開くのは面倒なので、コピーして壁に貼りましょう。

憶える対象の順番
アフリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、アメリカ大陸
太平洋、大西洋、インド洋、サハラなど大きな単位から憶えます。
それから、ナイル川、ライン川、ドナウ川、インダス川、ガンジス川、メコン川、黄河、長江、アマゾン川、ミシシッピー川という大きな川を憶えます。
それから国や都市、海峡を憶えていきます。
どんどん小さな対象にしていきます。

憶え方の順番
①憶えたい地域を頭の中でイメージします。こんな形だったなあ。
最初はヨーロッパ、アフリカとか
その段階を終えたら、西アジア、北アフリカとか、オリエントとかですね。
答えの地図を観ます。
これを3回繰り返します。
3回で憶えられるくらいの範囲に限定しましょう。
②もう大丈夫、あいまいなところがないなら、
地図を描きます。
これも地域ごとに描きます。

ここまでできたら、
③何がいつあったところかをイメージします。
マラッカ海峡はマレー半島とスマトラ島の間にあって、15世紀に鄭和が拠点にしたとか、
マリンディはマダガスカルより上で、15世紀に鄭和、バスコダガマが寄港したということです。
アヴィニョンならローヌ川流域で、14世紀に教皇のバビロン捕囚ですね。
情報は複数同時に憶えるほうが思い出しやすいので、最初は場所だけとか名前だけというのは効果が低くなると思います。
答えの地図を観ます。
これを2回繰り返します。
④もう大丈夫、あいまいなところがないなら、
地図を描きます。
これも地域ごとに描きます。
2回では憶えられないという人もいるでしょう。
自分が二回なら憶えられるくらいの狭い範囲に限定しましょう。
自分で描いた地図を壁に貼りましょう。

憶えるコツ
⓪入試で出ないくらいの細かなでこぼこ(岬、湾、半島)、島などはおぼえなくていいので、だいたいの形でいいと思います。
一番上に載せた地図は細かいんですけど、位置関係が大切なので、受験生が自分で書く地図は距離や大きさはだいたいでいいと思います。
下の地図の左上、アイルランドと英国はだいたいこのくらいで十分です。

地図の例


①形に特徴を見つけましょう
右下の地図のアラビア半島の横に顔が描いてありますね。紅海には耳があるように見えるので、顔を描きます。そうすると形も憶えやすいんですよ。
樺太/サハリンはサーモンに似ているなあとか、イタリア半島はブーツの形に似ているなあとかですね。
②字数順
右下にはインドネシアの島が描いてありますね。
4文字のスマトラ(島)、3文字のジャワ(島)、2文字のバリ(島)の順に並んでいます。こういう順番を自分で発見しましょう。
③あいうえお順
右上には地中海の島が描いてありますね。アプリが使いにくいので、下手になってしまいました。
ルシカ、ルディニア、チリア、五十音順に並んでいます。こういう順番を自分で発見しましょう。

サポートして下さると長く続けられると思います。これからも学んでいく費用に使うので、サポートを御願いしますね。