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SNSは人見知りの人生拡張ツール


初めての人と話すときはものすごく緊張する。
なにを話していいかわからない。
言葉がなにも出てこない。


そんな人見知りのボクが、
ここ3ヶ月いろんな人に会って、面白い話をたくさん聞くことができるのは、

全てSNSのおかげだ。

SNSのおかげで
付き合う人が変わった。
人生が変わった。


人見知りのボクにとって、SNSは人生拡張ツールだ。


SNSを始める前
リアルの世界で知り合う人といえば、

・学校の友達
・職場の人
・友達の友達
・職場の人の知り合い

とか、せいぜいそのくらいだった。

リアルの横のつながりはだいたい価値観が同じだ。
いくら友達を伝っていっても、自分と価値観が全く違う、面白い人と知り合えることはまずない。


一方SNSには、価値観が違う人が混在している。
世界中のいろんな人と、コミュニケーションが取れる。


中でもTwitterは文章で発信するツール。
投稿を読むと相手の価値観がだいたいわかったりする。

違う価値観の人と触れ合えるのは、ボクにとって何よりも新鮮だった。

たくさんの価値観に触れていくうちに、ボクの意識は徐々にアップデートされていった。

意識が変わって、物事の捉え方が変わって、世の中を見る目が変わって、漫画活動も少しずつうまくいくようになっていった。


人生が変わっていった。


✳︎


ボクはおそらく、生まれたときから人見知り。
知らないオジサンが実家に上がり込んでくると、居間から逃げたものだ。

親戚付き合いも同様。
よく知らない親戚が遊びにくると、自分の部屋に逃げこんで、親戚が帰るまでやり過ごした。

28歳にもなって、いまだに親族の顔と名前が一致しない人が何人もいる。

よく知らない人と話すのが本当に苦手だった。
もっと言うと、会話自体が苦手だった。


スクールカーストを気にした瞬間から、ボクはうまく喋れなくなった。

空気やノリというものを意識して生活するようになったのは、中学1年生の中盤あたりからだろうか。

面白いことを言わないといけない空気
変なことを言ったらイジられるノリ

ボクには喋りのセンスがなかった


それまでなにも考えずに出していた言葉を、
吐き出す前に逐一考えるようになった。


「今なにを言うのが正解なんだろう」
「この場でコレを言ったら変かな」


そのうち、考えるのが面倒になった。

イジられて、下に落ちるのが怖かったから
ボロを出すまいと、当たり障りのないことしか言わなくなった。


そのうち、喋るのが面倒になった。

「会話することがムダだ」とすら思っていた時期もあった。

気づけば、会話の仕方がわからなくなっていた。



高校、専門学校と過ごし
カラオケのアルバイト(接客業)を6年やり

26歳のボクは、
なんとか、そこそこ会話ができるまでに成長していた。


が、人見知りは相変わらずだ。
初対面の人とはどうしてもうまく話せない。


緊張してしまうし、
相手の情報が何もないから、なにを話していいのかわからない。

ただ、人見知りが緩和される場合が2つある。

・相手から話しかけてくれる場合
・一度話したことがある場合

この2つが、ボクの会話のハードルをグンと下げてくれる。



『相手から話しかけてくれる』

ボクは基本的に対人は受け身な性格。
学生時代も、常に誰かの後ろにくっついていた。

自分から動くのが苦手な反面、相手に合わせるのは得意だった。

だからか今でも、

自分から話しかけるのがものすごく苦手で、逆に話しかけられる分には、受け答えするだけなので割と得意なのだ。

相手から話しかけてもらえると会話のハードルが下がるのは、ここのメンタル面から来ているのだと思う。



『一度話したことがある』

一度話したことがある人は、ボクの中で「知っている人」になる。
「知っている人」というだけで、安心感がハンパないのだ(語彙力)

初めて会ったときより緊張もしないし、会話もわりとスムーズにできるようになる。


この部分は、生まれ持った性格だと思っているが
もしかしたら、「知らない人について行ってはいけない」等の教育のせいもあるのかもしれない。


とにかく、

・相手から話しかけてくれる
・一度話したことがある

この2つが、ボクの会話のハードルをグンと下げてくれるのだ。


そんなボクが、27歳から本格的にTwitter発信を始めた。


✳︎


Twitterで発信活動をしていると、いろんな方から反応をいただける。
ボクの方から絡みにいかなくても、いろんな方がボクに絡んでくださる。

コレがめちゃくちゃありがたい。


人見知りのハードルを下げてくれる条件

・相手から話しかけてくれる
・一度話したことがある

この2つが一気に満たされる。


更に言うと、
SNSでは相手のプロフィール欄や普段の投稿も覗けるので、相手のことがある程度わかる。

SNS上で一度絡みさえすれば、対面したときの会話のハードルがグンと下がるのだ。



ありがたいことに、ボクの発信に興味を持ってくださる人はたくさんいる。ボクに絡んできてくれた人の中で、ボクが面白そうだと思った方には会いに行く。

ここ3ヶ月ほど、いろんな職業の方とお会いして、面白い話をたくさん聞いて、本当に楽しい時間を過ごすことができている。


ソフトボール選手
ラジオパーソナリティ
アーティスト
シンガーソングライター
画家
芸能事務所の社長
YouTuber
ヨガ講師

などなど、


リアルの繋がりでは、これらの職業にはまずたどり着けないし、たどり着いて「会いたい」と思っても、向こうはボクのことを知らない。

ボクは自分から絡みに行くのが苦手なので、結局なにも出来ずに終わってしまう。
(これは24〜25歳の時に何度か経験してよく落ち込んでいた笑)



SNSで発信活動を始めたことで、人見知りなボクの人生は豊かになった。
SNSを通して知り合った人から、新しい価値観、刺激、たくさんのものを受け取った。

全てSNSのおかげ
Twitterのおかげだ。


ボクがSNSで発信を続けていく限り、この輪はもっと広がるし、深くもなる。


発信していれば、向こうから人はやってくる。絡んでくれる。相手のことも少しわかる。

あとは吸い寄せられるように、興味を持った人に会いにいく。


本当に人生が変わる。


人見知りで身動きが取れない人、
人生が行き詰まっている人は

意識的に自分から発信してみてはいかがだろうか。


こんなボクでも変われたのだから、あなたにもきっとできるはず。

SNSは、人見知りの人生拡張ツールだ。


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