見出し画像

月から逃げてきて2022/03/06

2月の中旬に、左下の親知らずを抜歯した。

そのとき担当医から、
「今日、辛いものは食べないようにしてくださいね」
と言われた。

しかし、抜歯してから数日間はあごが痛くて、すごい柔らかくなるまで茹でたうどんかスープ(具なし)しか食べられなかった。

痛みが引いてからは色々食べられるようになったが、辛いものはもし食べて、抜歯したあたりに何かあったら嫌だったので、食べるのを控えていた。

それから特に何もなかったが、辛いものが食べたい気持ちでいっぱいになった。

久しぶりにプルダックが食べたい。
そう思い昨日、近所のディスカウントストアでカルボ味のプルダックを買ってきた。

1袋で十分なのに、2袋買った。
このときのあたしは、辛いものが食べたくて仕方なかったのだ。

今朝、昨日買ったプルダックを2袋分作った。
付属の辛いソースは1.5袋分入れようと考えていたが、ソースが麺全体に絡んでいるのかよくわからなかったので、全部入れてしまった。

これは絶対辛い……。

辛さに備えて、昨日プルダックと一緒に買っておいたチーズを大量にふりかけて、家に常備していた生たまごを1つおとして食べた。

あーーー、辛い!!
でも美味しい!!!

美味しすぎて、箸が止まらなかった。
それに比例して、口の中で広がる辛さは増していった。
食べている途中でヨーグルトを食べて、口の中を鎮静化させた。

麺を3分の1食べたところで、生たまごの黄身を潰して、麺に絡めて食べた。
改めて思ったけど、黄身ってこんなに辛さを和らげてくれるの?
ヨーグルトも良いけど、生たまごも良い!

さらに追い生たまごをして、大盛りプルダックを完食した。
食べ終わったとき、唇がヒリヒリして痛かった。

朝からジャンクなものを食べてしまった。
でも、幸せ。

背徳を感じる幸せな日曜の朝だった。


最後まで読んでくださりありがとうございます。 作品が良かったら「スキ」を押していただけると、嬉しいです。 いただいたサポートは作品の材料費などで使わせていただきます。 皆さんにワクワクする作品をお届けします! 次の更新もお楽しみに^^