見出し画像

朝から爽やかにガッツリと/2023.04.30

昨日、近所の喫茶店で読書をしていた。

隣の席では、2人の女性がジェノベーゼパスタを食べていた。
バジルの良い匂いが、あたしの食欲を刺激してきた。

食べたい……。
でもさっきお昼ご飯を食べたばかり。
それに夜は友達とお寿司を食べる約束がある。
この刺激された食欲が、お寿司で鎮ったら良いのけど……。

その日の夜。
友達とお寿司を食べた帰りにスーパーに寄り、ジェノベーゼパスタの材料を買った。
お寿司ではジェノベーゼパスタを食べたい気持ちを鎮めることができなかった。

翌朝。
起きると、昨日の夜にたくさんお寿司を食べたのに、お腹はグーグー鳴っていた。
もう少し味わって消化しなさいよ、と自分の胃に思った。

鍋に水を入れて沸騰させて、そこに塩を入れて、パスタととりもも肉を茹でた。

茹で上がったパスタととりもも肉をボウルに移して、市販のバジルソースをかけて混ぜ合わせた。

昔、YouTubeでジェノベーゼパスタを作る動画を見たことがある。
バジルの葉と松の実とチーズ、オリーブオイルをすり鉢に入れて、すり潰して作っていた。
それを見て、ジェノベーゼソースを作るのってこんなに大変なの!? と驚いてしまった。

皿に盛り付けして、最後に一口サイズのモッツァレラチーズをのせた。

チキンとモッツァレラチーズゴロゴロジェノベーゼパスタ

きっと周りから「朝からこんなの食べるなんて、ありえない」と言うだろう。

しかし、これはあたしの食欲を早く鎮めるために、朝からでも作って食べてやる!

フォークでパスタを巻き取って食べると、バジルの爽やかな香りが鼻を抜けた。
お店や冷凍食品のジェノベーゼパスタの具は、小さくて少ししか入っていないことがある。
ゴロゴロ入っているとりもも肉がすごく満足感を与えてくれた。

粉チーズを掛ける代わりにのせたモッツァレラチーズは、バジルソースとよく合っていた。
いつもより豪華なジェノベーゼパスタになって、選んで正解だった。

食べ終わったとき、あたしの食欲はすごく満たされた感じがした。

でも、しばらくしたら、なんとなく胃が重たい感じがした。
朝からこんなの食べれるのは今のうちかな。

↑最新小説はこちら

最後まで読んでくださりありがとうございます。これからもワクワクドキドキウルウルする作品を作っていきます。作品が良かったら「スキ」を押していただけると、とても嬉しいです。次の更新もお楽しみに^^