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盛岡滞在日記 その2


2024.7.12

2日目。

6時に目覚める。
えみちゃんの動画のおかげか、はたまた昨夜晩ご飯を抜いたからか、スッキリとしている。深く眠れた感じもする。

引き続き、えみちゃんの動画を流しながら、日課のヨガとストレッチ。そして、瞑想。(瞑想中はえみちゃんの動画は消しているけど、流しながらやるのも、それはそれで良い気がする)
瞑想を終え、朝食へ。
今日は、ホテル内のレストランで朝食をとる。バイキング形式ではなく、定食スタイルだった。和定食をお願いした。
普段は朝ごはんを食べないことが多いが、出張や旅行中は別。和定食、やさしい味で美味しかった。朝からお味噌汁って、いいな。
食べ終えて席を立つと、溌剌とした女性スタッフに、マスクの上からでもわかるほどの笑顔で「行ってらっしゃいませ〜!」と元気に送り出してもらって、朝から気分がいい。早くもえみちゃん効果か。

部屋に戻り、着替えを済ませて、ワークショップの会場へと向かう。
今日の洋服は、アーツ&サイエンスのリネンの開襟シャツに、コズミックワンダーのタッツケパンツ。上下ともにベージュ。首元に、同じくベージュ色のリネンのバンダナを巻く。こちらもアーツ。ついでに靴下もベージュ色。遠目で見たら全身肌色。それはもはや全裸。かろうじて、靴は黒のダンスコです。瞑想がしやすい、楽な格好を選んだ。

ホテルを出ると、びっくり。陽射しがあるのに、少しひんやりしているではないか! 湿気もなく、爽やか。やっぱり、バークレーの気候に似ている。でも冬は雪がすごいんだろうな。バークレーは雪は降らないからな。

会場である「岩手県公会堂」に到着。
昨日から近くを通るたびに、この古くて素敵な建物はいったい何? と思っていたら、そこが会場だった。
煉瓦作りの古い建物は、どこからどう眺めても、めちゃくちゃかっこいい。風格がある。
中に入ると、一気に昭和初期へとタイムスリップ。映画のセットみたい。
こんな場所が、今も普通に使われているなんて……。

会場の16号室に向かうと、すでにスタッフの皆さんが準備を進めてくれていた。昨日も遅くまで作業してくださっていたのに、今朝もわたしより早く出勤してくださり、ありがたいです。
オーナーの久美さんにもお会いできました。久美さんとは、2年前のマーマーフェスでお会いした以来。

開始時刻が近づき、続々と参加者の皆さんが到着され、10時に瞑想ワークショップがスタート。
カシフレンドリーのスタッフの皆さんも一緒に参加してくださる。
それにしても、参加者の皆さん、瞑想が上手!
盛岡というお土地柄? 土地全体のエネルギーが落ち着いているからかしら。関東や関西では、わりと気が頭にのぼっている人が多いのに、今回集まった方の中には、そういう方がおられない。すごい。この建物も瞑想に適した静かな波動を放っているのかもしれない。
おかげさまで、穏やかに、滞りなく、ワークショップは終了。


参加者の皆さんを送り出し、いよいよ、このあとはメインイベント「kaiのチャクラケア・ショップ  in  kasi-friendly」の初日である。
ダイスケさんの車に乗せていただき、お店へ向かう。

昨日から、いや、もっと言うとこのイベントの開催が決まってから、お客様が来てくださるのか心配だった。
このことをスタッフさんに言うと、「絶対大丈夫ですよ」とすかさず言ってくださるのだが、わたし、これまで東北でイベントをしたことがないし、東北を訪れるのも今回が初めてだし……。わたしのことを知ってる人は少ないんじゃないかしら…… と。
こういうことを言うと、意外に繊細!と驚かれるが、毎回、どのイベントも同じようなことを思います。以前はそういうことだらけだったから。ワークショップをしても予約が入らない。イベントをしても誰もわたしのことを知らないし、来ない。20代の頃はずっとそうだった。それでもめげずにやってきたのがわたしの精神の図太いところなのだけど(小心者なのか、心配性なのか、図太いのかわからない)、まぁ、今になってもやっぱり心配なものは心配です。早くこの心配から解放されたいわ(チャクラ整えなさい)。

お店の前に到着すると、オープン前なのに数名の人が並んでくれていた。胸を撫でおろす。

車の中で、カシフレンドリーさんの数件隣にある「光原社」の名物、くるみクッキーをお土産に買おうと思っている、という話をしたら、ダイスケさんが「早めに買わないと売り切れるかも」と教えてくれたので、お店に入る前に「光原社」に立ち寄ることにする。
「光原社」に行ったら、ダイスケさんの言う通り、店頭にはあと3袋しか無かった。2袋買う。あぶなかった。以前いただいてすごくおいしくて、今回の盛岡土産に、と決めていた。明日は土曜日だから、もっと早くに売り切れていたかもしれない。

くるみクッキーを手に、カシフレンドリーの裏手にあるスタッフさん達のお部屋へ。ご近所にある「ゴーシュ」さんというお店のおにぎりやお惣菜などが机に並んでいた。オープン時間までの束の間の休憩、そして、お昼ご飯タイム。いくつかのお惣菜のなかでマカロニサラダが特に美味しくて、夢中で食べていたら、オープン時間の13時を過ぎていた。気づけば、スタッフルームはわたし1人になっている。そして、皆さんの分のマカロニサラダも1人で食べきってしまっていた……。ごめんなさい。
他のお惣菜にも後ろ髪をひかれつつ(食欲)、おそるおそる店内を覗くと……
すご〜く賑わっていた。レジも並んでいた。あぁ、よかった……。

わたしも店頭に立つ。
くしま君のジャムが、どんどん売れていってる。どんどん補充する。あっという間に完売した。
わたしのチャクラケア商品では、クリスタルチューナーセットが人気。これもすぐに完売しそう(予想通り、程なくして完売した)。
"YES CARD" という作品も、「かわいい〜」という声が聞こえてくる。わたしもそう思う! かわいいよねぇ! 自分でも持ってるよ♡

今回は、カシフレンドリーさんと一緒に第2チャクラをテーマにしたハーブティーも作った。
わたしが考えた第2チャクラのブレンドを、秋田のハーブショップ「HERBAL CAFE PRANA」のジンバさんが調合をしてくださって、カシフレンドリー・店長の渡辺さんが形にしてくださった。
自分で言うのもなんですが…… すごく美味しい。ジンバさんの、素晴らしい調合のセンスのおかげさまです。ジンバさんいわく、ものすごく香りの良いジャスミンが手に入ったのだそう。本当に、すごく香りが良いお茶になりました。
パッケージも渡辺さんがすごく素敵にしてくださった。
ハーブティーもどんどん売れていて、うれしかった。

15時からは、サイン会も開催した。
昨日、ふと、「おみくじサイン」というものを思いつき、試しに書いてみたら好評だった。みんな、すごく喜んでくださっていた。

サイン会がすこし落ち着いてきたので、イベントを抜け出して、ずっと行ってみたかった、久美さんが営むお店・リタへ。
いらしてたお客様が、ちょうどリタへ行こうと思っていた、ということで、一緒に向かうことに。いろいろお話しながら歩く。カシフレンドリーから10分ほどで、リタに到着。大通り沿いにある、古い木造の建物。盛岡は、本当に古くていい感じの建物が多く残っている。
店に入ると、久美さんと、ダイさんが、歓迎してくださる。
ちょうど、第2チャクラのハーブティーを調合してくださったジンバさんも、同じタイミングでいらしていた。
店内は、天井がとっても高く、解放的。天窓から差し込む光が美しい(夕暮れ時ということもあり、特に美しかった)。日本家屋だけど、なんだか教会みたいだった。
真ん中のテーブルには、久美さんがセレクトしたオーガニックの食材や素敵なパッケージの美味しそうな調味料などが並んでいる。こんなお店が近所にあったら絶対通うわ。

リタでは、連休の間だけくしま君の絵を展示していただいている。料理人であるくしま君の絵が、食と健康を提案する教会のように美しいお店に飾られている、ということも、なんだかすごく良い。

皆さんと立ち話をしていたら、カシフレンドリーさんから電話。サインをしてほしいという方がご来店された、とのことで、急いで戻る。

お店に戻って、サインをしたり、いらしていたお客様とお話したりしていたら、あっという間に閉店時間。
蓋を開けてみたら、平日にも関わらずたくさんの方が来てくださった。無事に初日を終えて、ホッとする。同時に、こうして盛岡でイベントができたことの喜びが込み上げる。
お越しくださった皆さまに、感謝。
盛岡に呼んでくださったカシフレンドリーさんに、感謝。

今夜は、スタッフのみなさんと懇親会だ。

わたしが、盛岡に訪れることが決まるずっと前から「ここは行ってみたい」と思っていた、「Due Mani」というイタリアンのお店を予約してくださった。楽しみすぎる〜!

19:30。「Due mani」へ到着。
お店の雰囲気がすごくよくて、期待が高まる! 絶対おいしいわ! ワクワク。
クミさん、渡辺さん、鈴木さん、早坂さん、ダイスケさんとわたし。6人で、初日お疲れ様 & 明日もよろしくお願いします、の、乾杯をする。わたしはお酒が飲めないので、レモンソーダを注文した。
ひと皿づつ、料理が運ばれてくる。
どの皿も盛り付け方が繊細で、シンプル。シンプルな盛り付けって、時にキザな感じがしたりするけれど、そんな印象がない。むしろ、あったかい感じがする。味も、繊細で(時に大胆だったりもして)、シンプル。でも、毎回小さな(時に大きな)驚きがある。いただくたびに、おいしくて、発見があって、楽しい。初日の緊張がほどけていく。
そうそう。ホヤ、というものを初めていただいた。珍味、と言っていた。たぶん、貝。盛岡では好んでよく食べるらしい。

↑これがホヤ

(食べるのに夢中で、メインの皿の写真を撮り忘れた……)

中でも、ブルーベリーのリゾットは、驚いた。
「トミオカサンのブルーベリーを使ったリゾットです」と説明があったので、てっきり「富岡」という土地があるのかと思ったら、わたしの長年のお客様で、数年前に関東から盛岡へ移住された富岡さんが届けてくださったブルーベリー、なのだそう。「富岡産」ではなく、富岡さんのブルーベリーを使ったリゾット。すごく美味しかった。鎌倉に戻ったら、作ってみたい。
総じて、大大大満足!! でした。
こんな素敵なお店でお食事できてよかった。


お店を出る前に、皆さんで記念撮影をする。


今日は、昨日よりさらに盛岡が好きになった。




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