アラ還に考えること -「お金」振り返り-

社会人になるまでは、貧乏であった

とはいえ、昔はお金持ちの家だったらしく
住んでいた家は、100年以上経った古く、
そして広い木造家屋であった

父は自営業であったが、商売はうまくいっておらず
それはこちらも感じていたので、あまりお金のことは
言い出せなかった

商売がうまくいってないのに、ギャンブル好きで
毎晩パチンコ、パチスロに明け暮れていたようだ
それで消費者金融から借金する父であった

こづかいは少なく、高校時代は月1000円だったかな
ギターがどうしても欲しかったので、年末年始に郵便局のアルバイト

眼鏡のつるが片方取れてしまったことがあったが
それが直すお金がないので、しばらく片方だけのつるで
なんとか過ごしていたり

大学については、遠方に行く金は出せないと言われたので
家から通える地元の大学に通った
当時、新聞配達の住み込みやりながら、遠方の大学
へ行くという選択肢も考えたりしたものの
そこまで根性があるわけでもないので、最終的に
地元で妥協

大学時代は無利子の奨学金が月2.2万円
バイトもしていたし、授業料は半額免除であったので
自宅住まいであることもあり、お金には困っていない
大学院では、これも無利子の奨学金が月7万円ほどなので
かなり裕福

とはいえ学生時代の奨学金という名の借金は300万円

これで社会人に出ることななる

社会人になってからは親の借金を返すことが多く
自分はそれほど使わないのに
お金はあまり溜まらなかった

お金はあまり使わない価値観が形成されたと言える

だからお金を使うときは、すごく神経をすり減らす
出費をできるだけ減らすことについて調べるのは
癖のようになっている

住宅ローンを組んだ時も、元金均等返済を選び
返済期間を短くする繰り上げ返済を繰り返すなどで金利負担を減らすように節約

モノを買うときも、けっこう調べてから
ブランドよりコスパ優先

ただ、今はけっこう買い物の仕方は変わってきた

安いものより、質のいいものを求めることもある
でも意識しないと、比較してできるだけ安いもの
を買う行動をとっている

癖はなかなか抜けないものである




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