ゆき

与党反主流をポリシーとしています。好きな言葉は積小為大

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最近の記事

これまでの10年と、これからの10年と

 この記事は、「公務員で綴る Advent Calendar 2023」「公務員で綴る 綴る Advent Calendar 2023」に参加しています。 テーマは”2023年を振り返る”ということで、こんな仕事をした、こんな体験した、こんな人と出会った、こんな本を読んだ、こんないいことあった、こんな失敗した、こんなチャレンジした、一年を振り返って、いま、こんなことを考えている。
などなど、全国各地でそれぞれの街をそれぞれの仕事で支えている仲間たちが、2023年を振り返るリレ

    • 公務員で綴る Advent Calendar 2022 Day16

      〇イントロダクション  今回は、公務員仲間が企画してくれたイベント「公務員で綴る Advent Calendar 2022」について書こうと思います。   この「アドベントカレンダー」という企画は、12月1日からクリスマスまでの期間、みんなで1日ひとつ記事を投稿してカレンダーを作ろう!というイベントです。  もともとのアドベントカレンダーはクリスマスまでの期間に日数を数えるために用いられたカレンダーで、19世紀初頭のドイツで始まり、一説にはドアに毎日チョークで印をつけたこと

      • 「対話と決断」で成果を生む話し合いの作法(中原淳)

        0 イントロダクション  FBフレンズの何人かがこの本を読んでいて、おススメをしてこられたので購入だけしていたのですが、ちょっと手を付けただけでもすごくよかったので、その内容を少し紹介します。  この本では話し合いを「人々が、ともに生きる他者と対話を行いながら、自分たちの未来を自分たちで決めていく(自己決定・決断していく)コミュニケーション」と定義しています。  平たく言うと、話し合いを対話+決断→実行としています。  これまで読んできた本では、対話についてはよく書かれ

        • 『社内プレゼンの資料作成術』前田鎌利

          この本は、職場の有志で行っている読書会で、毎月少しずつ読み進めています。  きっかけは、ある後輩が、プレゼンの機会はもちろん、資料作りもあまりやったことがないので、何か勉強をしたいと思って見つけたものでした。 (…ところが後日、我が家の積読の山から未読のこの本が発見され、衝撃を受けたところです…)  これまで第2章まで読んできているところです。    もとは、ソフトバンクで社内プレゼンを行って多くの企画を通してきた著者が、そのノウハウをまとめたものです。なので、わが職

        これまでの10年と、これからの10年と

          対話って何だろう?

          1 そもそも対話とは何だろう?  ところで皆さん、最近、対話とチャレンジ、とか、対話が大切、とかよく聞きますが、 「対話」とは、どのようなものか説明できますか?  ぼや~っと、なんとなく、「お互い腹を割って否定せずじっくり話を聞きあうのかな」と思いますよね。 少なくとも、私はそう思っていました。 2 青森大学佐藤淳先生の「対話」   対話を、「お互い腹を割って否定せずじっくり話を聞き合う」だと思っていたところ、ちょうど2年ほど前に、現在は青森大学で教鞭をとられている

          対話って何だろう?

          先生、どうか皆の前でほめないでください

           今どきの若者論というのは、だいたい大げさに書いてあるものである。そして、この著者もあらかじめ断っている。  それに、職場にいる若者も、今どき感と昭和感の間で濃淡がある。  自分はもう若くはないし、「理解できない!」と言いたくなるどうなというのを承知で覚悟を決めて読み始めた。  にもかかわらず、これでもかという例示と、 ・目立ちたくない ・自分で決められない ・浮きたくない ・同調圧力 などに理解を示したいと頑張ったが、なかなか厳しく、 (特に第3章の「究極のしてもらい上手

          先生、どうか皆の前でほめないでください

          何のための対話か

          【何のための対話か R4.3.13】 ※某SNSにも投稿しましたが、記録用にnoteにも保存しておきます。 続編「対話とはなにか」も近日公開予定。  数日前、SNSのある投稿で、 「まちづくりのための会議によく出ていたけれど、 ①意見を言っても何も変わらなかった、 ②相手の意見を否定しないでポジティブなことしか言ってはいけない、というと無難なことしか言えなかった、③発表するためにまとめるのは、ある結果に誘導されている感じがした、グラレコも、きれいにまとめるために反映しにく

          何のための対話か

          Nid朝活 第0回

          昨年11月から12月に、『LIFESHIFTをみんなで読む朝活』を実施したのですが、その時のメンバ―有志で、引き続き本を通じた交流を行うことになりました。 会の名前は、会を第2土曜日にするということで、「2 土」→「ニド」に掛けた言葉を探したところ、「Nid…フランス語で鳥の巣、みんながここで学んで旅だつための場所」を掛け合わせて作ったとのこと。 第0回は、各自が、人にお勧めしたくなる本を持ち寄りました。 私は、あえて、斜め上を狙ってみました。 樋口さん! 定番メニュ

          Nid朝活 第0回

          チーム作り実践ラボ第0回

          係長級の公務員の勉強会 昨年からシーズン1,シーズン2と行ってきた係長級の公務員の勉強会、装いも新たにシーズン3が始まりました。 今回は、毎月第3金曜日の21時からと固定し、1年分のプログラムもあらかじめ決定しています。 第0回は、2022年2月11日(第2金曜日ですが)にオンラインで行われました。約30人の出席がありました。 係長の光と影、というお題でグループトーク。 内容は守秘義務があるので詳しくは書けませんが、記録しておきたい気づきを( ..)φメモメモしてきます

          チーム作り実践ラボ第0回

          「LIFE SHIFT2」を読む(3)

          「LIFT SHIFT2を読む朝活」 最終の第8章のまとめをしていませんでした。 最後に、全体を読んでの自分の感想も書きます。 〇サマリー 第8章は、「政府の課題」でした。 最初に、ズバっと、「仕事、教育、人間関係に関して今採用されている政策は、明らかに時代遅れの考え方に基づいている」ときってくれています。 ポイントは、 ・人生全体に占める不健康期間の割合は上昇していなくても、不健康な状態で生きなくてはならない年数は増加している。なので、老化研究や、医療の予防へ

          「LIFE SHIFT2」を読む(3)

          LIFE SHIFT2 を読む(2)

          前回、『LIFE SHIFT2』の感想を書いたのですが、読書会欠席分だけだったので、今回は、他の章についてFBに投稿したものをプレビューしようと思います。 第1章・第2章今日は、第1章と第2章でした。 1と2はグループでの話し合い、3は終わった後のまとめです。 1 「印象に残ったところ」 ・誰もが社会的開拓者として、新しい社会を切り開く覚悟が必要である。「新しい人生のあり方」「老いのあり方」個々の主観を問われる。 ・社会規範と慣習と制度を変えるとあるが、現実はなかな

          LIFE SHIFT2 を読む(2)

          LIFE SHIFT 2 を読む

          オンラインにて、「『LIFESHIFT2』をみんなで語る朝活」に参加していたのですが、諸般の事情により、5回中3回しか出席できなかったので、2回分の分担分で、印象に残ったところを記録してシェアしようと思いました。 構成としては、各章ごとに、抜き書き+感想、となっています。 第4章 探索 ・生涯にわたって学び続ける必要がある、また、逆に、古い思考や行動を捨てること「学習棄却」が大きな比重を占めるようになる。 ・年齢を重ねた人が新しいことを学べないのは、それはその人が老いて

          LIFE SHIFT 2 を読む

          地方公務員の新しいキャリアデザイン~ワーク、ライフ、コミュニティ、セルフのブレンド 小紫雅史

           本日は、奈良県生駒市長の新著『地方公務員の新しいキャリアデザイン』についてです。  地方公務員を取り巻く環境が変化していて、公務員も意識を変えていかなければならない、というのは再三言われていることではありますが、今回はコロナ禍を踏まえて、改めて、地方公務員の在り方について書かれていました。  すなわち、「ワーク、ライフ、コミュニティ」そして「セルフ」をブレンドすることの大切さです。 第1章 求む!ミライを創る公務員 地方公務員といえば、新卒で地元に採用されたら、そのまま定

          地方公務員の新しいキャリアデザイン~ワーク、ライフ、コミュニティ、セルフのブレンド 小紫雅史

          ABD×テラ・ルネッサンス アクティブ・ブック・ダイアローグを読み解く1時間(2021.10.6)

           テラ・ルネッサンスオンラインサロン主催のこの対談を聞きました。  ゲストの竹ノ内壮太郎さんは、ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)の創始者の方で、会社の社長さんである、ということは存じ上げていたのですが、この度、直接お話をお聞きすることができるとのことで、とても楽しみにしていた企画です。  第1部 プロローグこれは、とてもいろんなご縁からの企画でして…。  ABDという手法を初めて知ったのは、2020年2月の人マネスキルアップ講座で企画をされていたのを、「面白い読書

          ABD×テラ・ルネッサンス アクティブ・ブック・ダイアローグを読み解く1時間(2021.10.6)

          駆け出しマネジャーの成長論

          〇イントロダクション  この本は、係長の仕事についての本の感想をFBに書いたところ、とある方より、「これも参考になるよ」と紹介してもらった本です。  この本でいうところの、「マネジャー」というのが、役所でいうところのどの辺の職階なのかはよくわからないのですが、「実務担当者から新任マネジャーになられた方、すなわち、駆け出しマネジャー」と定義されています…役所でいう係長は、完全なる実務担当者の次のポストではありますが、最近は自分でも仕事を持つプレイングマネジャーになるので、ここで

          駆け出しマネジャーの成長論

          福岡市長高島宗一郎の日本を最速で変える方法

          〇イントロダクション  福岡市の高島市長を初めて認識したのは、平成28年11月の道路陥没事故の際に、犠牲者を一人も出さずに1週間で復旧したこと、また、それについての情報発信が市長自らなされていたことからでした。  そこから、FBをフォローさせていただいているのですが、元アナウンサーということもあり、SNSなどでも自分の言葉で的確に情報提供・情報発信をされています。  自治体の広報は、正確性と、わかりやすさのバランスに加えて、「中の人ならでは」の風味というかテイストというか、そ

          福岡市長高島宗一郎の日本を最速で変える方法