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キャリコン勉強日記 第4話 カウンセリングの実践スタート!

 このシリーズ、最初は、木下斉さんの「ジブン株式会社マガジン」企画に触発されて最近noteを動かし始めたので、タイトルを「ジブン株式会社マガジン」としていたのですが、それ関係じゃない人からすると意味が伝わりにくいと思ったので、タイトルはそのままんまなんですが、「キャリコン勉強日記」としました。
といってもせっかくここまで3話まで書いているので、引き続き、第4話とします。

 7~9月のオンラインのキャリコン講座は、基本日曜日に受講なのですが、第2回の日曜日はすでに予定が入っていたので、第2回は土曜日に振り替えてみました。
 こちらのクラスは、若めの女性が多いなぁという印象です。
講義パートでは、画面上ですがものすごく相槌を打っている人がいて印象的でした。

 2回目ということで、講師が自己紹介していたのですが、キャリコンの人の自己紹介って、自分のキャリアの解説がとても楽しそうに丁寧にされるので、こういうことを考えるのが好きな人がキャリコンになるんだろうなと思いながら聞いていました。

 今日は、①労働関係法令の説明、②カウンセリングの説明、③カウンセリングの実践、の3本でした。

①労働関係法令~印象深かった話
 職業能力開発促進法によると、キャリアは労働者が「みずから」考えるものである、事業種も能力開発や職業生活設計に責任があるとのことですが、なかなか普段の仕事の中では考えることができていないかな、と思いました。それを支援するのがキャリコンの仕事なのでしょう。
 また、育児・介護休業法は法改正が毎年のようにされていて、1回テキストを読んだだけでは理解ができなかったので、今後の課題の一つです。一昔前は、育児や介護があるなら離職だったのですが、今は人手不足で、離職が増えると、労使双方にダメージが大きいので、仕事と両立しやすいように改正を重ねているとのことで、時代の流れを感じました。育休については、男女交互に取りやすくして、キャリア的に女性だけが不利にならないようにしようとする流れのようです。
 最後に、高年齢者雇用安定法により、70歳までの就業の機会の確保が努力義務とか。しかし、だいぶん健康状態は良くなったとはいえ、生物学的な「ヒト」がそれほど進化しているわけではないので、衰えは誰しも感じる話であり、果たして60歳以降に現役世代と同じように働けるのか…不安ではあります。

②カウンセリングの説明
 この中で、今までの自分の相談への考え方がずいぶん誤っていたことが分かり、反省することしきりでした。
 特にどの点か、というと…
・クライエントとキャリコンは、作業同盟、協力関係、両社が同程度に課題に関与する関係
・自分の価値観でクライエントを見ない、困った人、ではなく、困っている人
・国家試験の時は、相談時メモが取れない…今までめちゃくちゃメモを取っていた…ピンチ!
・相談時の嫌忌事項は、「問題の類似を思い浮かべる」(類似問題に引きずられた面談あり)「フィルターをかけて聞かない」(評価しているところがあった)「心配ごと」(話を聞きながら今後の進め方をよく悩んでいる)と、やってはいけないことばかり…
 これから3か月の講座は、伸びしろしかない感じです。こうご期待、ですね。

③カウンセリングの実践
 第2回目の午後から、実践に入りました。まだ、受講生の間で遠慮があり、なかなかスパイシーフィードバックができないところです。
 自分の今日の反省点としては、話を聞きっぱなしにして、オウム返しでのクライエントへの確認ができなかったこと、クライエントへのねぎらいができなかったことでした。しかし、オープンクエスチョンのワークは、何とかなりました。
 でも、「何のために質問するのか?」がやっぱり焦点がまだ絞れていない感じでした。

とはいえ、今までの自分の面談や接客の行き詰まりを打開できるヒントがシャワーのように降ってきている感じですので、これを粘り強く身に着けていこう、と前向きにとらえて、第2回は無事終了しました。


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