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【実務経験1年】ウェブデザイナーが転職に成功した話


こんにちは、2年目ウェブデザイナーのかほです。

1つ前のnote「トレースから取り組む、バナー分析 Vol.01」を読んでくださった方から「転職活動」についての記事のリクエストをいただきました。

以前の記事を読んで下さった方はご存知かと思いますが、私は1年間ウェブデザイナーとして働いた総合デザインの会社を4月一杯で退職し、晴れて5月から新しいウェブ制作会社に入社させて頂くことになりました。

社会の景気が悪化し続けおり、転職活動・就職活動が厳しい今、このnoteが少しでも転職活動・21年卒の就職活動をされるクリエイターの方々の、お役に立てたらなと思っております。


- 01 転職理由について

新卒2年目でなぜ転職をするの!?と思われた方がいらっしゃるかと思います。実は、自分の意思で転職を決意したわけではありません。以前の会社を退職する決め手となったのは、会社の経営悪化の為です。(経営悪化はコロナウィルスとは全く関係がありません。)

私は入社前からキャリアプランを立てており、そのプラン通りであれば2年目を終えた丁度今から1年後に上京も兼ねたキャリアアップのための転職を決めていました。ですので、今回の転職は自分にとっても予期せぬ出来事でした…。

また早期での転職を迫られる状況であった為、時間がなく約1ヵ月の間で書類を作成し面接を受け、恐縮ですが転職をすることができました。当時は会社に在籍中・コロナウィルスで自粛期間での転職活動だったこともあり、非常に大変でした。


- 02 なぜ、クリエイティブ職の「早期転職」が難しいのか。

まず、「なぜクリエイティブ職(私の場合はウェブデザイナー)の早期転職が難しいのか」についてお話しします。

それは、たったひとつ。

「中途採用」に求められる「技術・スキル」が圧倒的に足りないからです。

実務経験「1年」の転職はまだ、「第二新卒 採用」枠に当てはまります。私の住む地域周辺では、「第二新卒枠での採用」が全くありませんでした。ですが、東京や関東周辺ではたくさんあります。

もし、あなたが東京でウェブデザイナーとしての早期転職をお考えである場合、関西エリアの転職よりは比較的簡単だと言えます。

じゃあ、第二新卒募集が少ない中で、転職活動を始めるにあたり具体的にどうすればいいの?


-03 転職を成功するために、どうすれば良いか。(実際に使ったエージェント、アプリ、サイト。 ポートフォリオの作り方・その他必要書類)


私は以下の4つの点や方法で、転職活動を行なっていました。


1.「中途採用」のみでなく「新卒採用」も募集している企業を探す

2. クリエイティブに特化した転職サービスを使う

3. ポートフォリオ・応募書類を作る

4. 自分のやりたいこと、将来像を明確にする


1. 「中途のみでなく、新卒を募集している企業を探すことのメリット」

中途採用のみを募集している企業は、それなりの技術がない限り面接や書類選考で落とされます。なぜかというと、「教育できる人材が足りない」からです。なので、「新卒」を採用している企業の「中途採用」に応募することをオススメします。その場合、採用をしていただける確率が非常に高いのと、入社後スキル面でわからないことがあった時、周りに聞くことのできる先輩がいます。また中途であっても、メンター制度までつけてくださる企業もあります。


2. クリエイティブに特化した転職サービスを使う

実際に私がこの間に使用して、良かったクリエイティブの転職にオススメの、「エージェント」「アプリ」をご紹介します。

※私は以下サービスの回し者ではありません(笑

・就活マッチングアプリ「WANTEDLY (ウォンテッドリー)」
・広告業界専門の転職エージェント「MASSMEDIAN(マスメディアン)」

・「ウォンテッドリー」は新卒の頃から使用していた、ツール(アプリ)になります。非常にオススメです。「地域」「中途採用 or 新卒採用」「職種」等の絞り込み検索ができる。また、きになる企業に面接を申し込むことができ、マッチングしたら、チャットでやり取りをすることができ、隙間時間に就活を進めることができるので、会社に在籍中の方にはオススメできる便利ツールです。


・「マスメディアン」は同じ会社だった同期におすすめされました(笑。全国にいくつかの拠点があるエージェントです。マスメディアンの最大の強みは、他のエージェントとは違って「広告業界に特化していること」です。担当者のデザイン業界や広告業界についての知識がすごく、いろいろなことを教えてくださるので、心強いですし、ただ単に勧めてくるわけではなく、自分にあった企業を丁寧に教えて下さるので、初心者の私でも安心してお任せすることができました。

【フローについて】マスメディアンにて1時間程度、面談形式のカウンセリングを経て(希望職種や月収、その他諸々)自分の希望にあったオススメの求人をメールでお知らせしてくれます。その際、ポートフォリオ・職務経歴書・履歴書(クリエイティブ職の場合)が必要ですので、事前に準備しておきましょう。※面談はマスメディアン公式サイトにて、事前予約が必須です。



3. ポートフォリオ・応募書類を作る

新卒のウェブデザイナーの就活を経験された方はお分かりかと思いますが、転職の時にも必ず、ポートフォリオが必要です。内容は、もちろん実務で制作されたものが好ましいですが、あまりにも少ない場合は学生時代の作品で、ウェブに少しでも関連があるものまた、グラフィックデザインができる方は、そこをアピールポイントとして魅せていくような作りにすると、いいと思います。(最近はウェブ制作会社でも、紙のお仕事をする会社が数多くあるので、グラフィックのスキルは必ずプラスになりますよ^^)因みに私は、時間がなかったのでポートフォリオサイトではなくPDFで制作しました。笑 サイトを制作するのには時間がかかりますよね。下手に中途半端なデザイン・コーディングのポートフォリオサイトを見せるよりはいいと思ったので、PDFにしました。

その他の応募書類としては、職務経歴書、履歴書です。履歴書はテキ打ちで良いと思いますが、私は企業さんに直筆で思いを伝えたいと思っているので就活時はクリエイティブ職であったとしても必ず手書きにしています。職務経歴書の手書きはかなり労力のかかることかと思うので、テキ打ちで提出しました。(笑


4. 自分のやりたいこと、将来像を明確にする

実はこれ!面接官の皆さんに聞かれる質問の中で、最も重要だと思っています。ただ、フワーッとした抽象的な将来像ではいけません。

例えば、「30~35歳過ぎくらいにフリーランスになりたいです。」

これは、良い印象を持たれないかと思います。ウェブ業界はトレンドの移り変わりが激しいため、求められる人材も学習意欲・キャリアアップに前向きでストイックな人が求められると思っているし、そうあらなければなりません。

具体的なキャリアプランをしっかりと立てることをおすすめします。

例えば「2年後に上京をしたいです。その理由は、東京には関西に比べより多くレベルの高いウェブ制作会社があり、そのセミナーや交流会に積極的に参加しインプットをしたいからです。そして、20代後半になった時、海外でデザイン事務所に所属し、海外のウェブデザインを学びたい。そして、帰国しアートディレクターになることが目標です。」

あくまでも一例です。そこに嘘があってはいけません。例え、無理じゃない?とバカにされそうなプランであっても、そのために一生懸命に努力していたり、勉強をしていることが事実であれば述べるといいです。この際にもう一度自分の将来のプランについて見つめ直して見ると良いと思います^^


私は上記の全てを行い、Aの条件に当てはまり

尚且つウェブデザイナーになる前から立てていた

Dのキャリアプランを軸に企業を絞っていきました。


-04 面接官は新人デザイナーの何を見て判断されるのか

今回の転職活動を経て感じたこととして、

「やる気」「学びたい、キャリアアップをしたい。などの気持ちと行動」「具体的な将来のビジョン」「日々のインプットをしているか(参考サイトやウェブ系のブログを定期的に見ているかなど)」「その人と一緒に仕事をしたいと思えるか」

+「会社の求める条件と一致しているのか(スキル、給与など)」だと感じました。

私は面接官ではありませんし、あくまでも幾つものウェブ制作会社で面接をして頂いた側の感想として感じたことなので、人によっては違うということがあるかと思いますが、ご了承ください。

とにかく、どんな職種の企業に行くにあたっても自分をしっかりと持つことが重要だと思いますので、一緒に頑張りましょう^^



以上になります。

文字ばかりで読みにくくなってしまい、申し訳ありません…><

最後まで読んでくださりありがとうございました〜!^^


何かご質問等ございましたら、

お問い合わせやコメント欄にてお応えさせて頂きます^^





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