マガジンのカバー画像

本映画 感想置き場

3
運営しているクリエイター

2020年5月の記事一覧

感想 『燃えつきるまで』 唯川恵

『燃えつきるまで』 唯川恵 幻冬舎文庫

小説で,読んで良かったと思うのは初めてだ。

小説のなかで怜子が私の代わりに失恋のショックから立ち直ってくれた。

私の代わりに病んで狂ってくれたから,冷静でいられる気がする。

この本は涙腺崩壊ポイントが多すぎた。10回ぐらい泣いたんじゃないだろうか。別れを告げてくる時の相手の妙に冷静な感じ。悩んで悩んで連絡をした時の,何も気にされていなかった感じ。傷つ

もっとみる