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2022年4月12日 13:22
てんかんみたいだねという声に意識が戻った瞬間、店内の白い蛍光灯の光を直に受けどきっとした。今週毎日演技の実技があるから頭が回らないのかもしれないと向けられた眼を捉えて答えると、彼は少し考えたような顔をしてから、最近入院してきた高三の男の子が演劇部で、演目が重すぎて精神を病んでしまったのだという。どんな話をやるのかと聞くと、顧問が書いた脚本で、レイプ犯が出てきたりとハードな心理的考察が求められるらし