4月18日 ヒプノシスマイク沼に腰まで浸かっていますという話
最近、ヒプノシスマイクにハマっておりまして、作業BGMはひたすらにチグリジアです。
ラップは相手と競ったり、リズム感に重きを置く性質が短歌に似てるのかなと思ったけど、実際は日本人のDNAに刷り込まれている七五調の韻律がラップの脚韻を邪魔してしまうから日本語ラップは難しい。みたいな話も読んだことがあるような気がします。ヒプマイ聞いてても確かに7好きだなと思った。やっぱり耳に残る。もはや呪い。
七五調の短歌や俳句ってどうしても同じような感情が宿ってしまう気がします。だからこそ比較して競い合うことができるのか。だいたい日本人の大好きな「無常」だったり寂しい悲しいとか孤独とか、そんな思いが似合うような気がしている。私が読む歌が片寄ってるからですかね。
辞世とかなんてほんとに、このための日本語で五七かなって思うもん。えもい。
動かねば闇にへだつや花と水
これは皆大好き沖田総司さんの辞世の句。
一般的には土方との別れを惜しむ句として知られているらしいです。花が沖田、水が土方。
「このまま動けなければ闇が私と土方さんを隔ててしまう」
え?BLじゃん?二次創作じゃないんですか?pixivでよくみるけど解釈違いです!死!
まあ、うん、ホモは置いといて、日本人が感じる「死」って七五調で表現しやすいのかもですね。七五調で終わると「完!」って感じがする。花と水、自然なものを自然に内包できて、優しくて、とっても厳か。でも今は宗教や死にしても多様性が生まれていて、死の表現の幅も広がっているはず。そのうち辞世ラップのとか流行るんじゃないですか。知らんけど。
だいぶ話がずれてしまったが今日はヒプマイを語りたかったのです。好きなキャラクターは横浜の警官です。声優の顔が面白いから好き。もう一度言わせてくれ、声優の顔が面白いから好きです。ドイツ出身だそうで。ヒョオッ!好きすぎ。
曲は名古屋が一番好き。特に空却のそうぎゃらんBANが好きすぎて無限に聞いてる。新宿のポエトリーぽいのもすきです。オタクの友達いないから語れないのです。友達ください。
ぎゃらんばんみたいなダダイズムは音の気持ちよさがずば抜けてて良い。コミカライズもドラマCDもチェックしていないクソにわか野郎の私にとって伏線もなくて解釈が自由であろうダダイズムは安息の地なのです。
皆仲良くラップしてくれよ。
ヒプマイにハマって気づいたのは、disが似合いすぎるラップと無常が似合いすぎる短歌に共通点を感じざるを得ない。
そんでリズムで感じる感情は言葉の意味より正確な気がしてならないってことです。
あと元軍人とギャンブラーを除いて、皆ちゃんと働きながらラップやってんのえらいなと思いました。
以上