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秘密を打ち明ける?

人間誰だって多かれ少なかれ過去の後悔やなかなか人に言えない秘密はあるものですが、そんな時について。

人間の記憶というのは、正直そこまであてになりません。なぜならば人間の脳は基本的にジャッジを繰り返し、そのジャッジは自分の今までの経験からされる事が多いから。

思い出が美化されるのも、またはその逆でトラウマになってしまうのも、上記の事が理由。(勿論本当に酷いトラウマになって生活に支障をきたしてしまっているのは、これに当てはめず)

「時が解決する」というのは、流れる時間の中で自分も変化しているからだし、自分が変化すればジャッジも変わる。そうやって人間の脳はより快適により幸せになれるように常に働いてくれてあるわけです。

それでも言いたくない過去や事柄、秘密も持っているのが人間。

私も時々叫びたくなるし、泣きたくもなります。過去の事実は変えられないからその時の感情を思い出して壊れそうになる。そんな時、誰かに聞いて貰うのは少し待つのをお勧めします。

「聞いて貰いたいのだけど、言いたくない」

この気持ちが出たらここからです。

「紙に書く」しかも、残さない形で。

書いたら捨てるんです。それこそ書き殴るくらいの気持ちでペンを走らせ、自分の中をさらけ出していく…書きながら怒ってもいいし泣いてもいい、ひたすら書く。時間も量もその時の自分に従ってみてください。

書き終わった時にスッキリしてるかもしれないし、変わらないかもしれない。でもそれを一旦自分で受け止める。その時誰かに聞いて貰いたいと思ったら聞いて貰えば良い。共に怒ったり泣いたりしてくれる人が居るならば、それは人生においての宝物。

SNSが盛んな現代は、素性を知らない人に秘密を打ち明けて気持ちの整理が出来る事もある、有り難き時代。

それでも私は、出来れば大切な自分の事は大切な人と分かち合えたら…と思っています。

大切な人を守れる自分になる為にも、まず自分を承認して守る、あなたは今のままで充分尊い。




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