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不合格体験記

こんにちは。
今日は、前回に引き続き「就活」について。
ただ断っておくと、僕は決して就活無双していたわけではありません。
通算成績は、10社受けて1社内定・4社お祈り・5社途中辞退。割と苦労した方ではないでしょうか。
今日は、就職試験のあらゆるフェーズでお祈りをくらった僕の失敗談を、なけなしの助言とともに綴っていきたいと思います。

①エントリーシート(ES)
1発目に受けた会社は、早々にESで祈られました。原因は、就活におけるESの"型"を知らなかったから。これに尽きます。
例えば、授業のレポートと就活のESではその書き方が全く異なります。前者と同様に、後者にも最低限押さえておくべき"型"があります。ESの型というのは、例えば「一文目で全体の流れが掴めるようにすること」や、「定量的に説明すること」など。ここに関しては本やネットの方が詳しいと思うので、一度調べてみてください。
もちろん、その全てを盛り込む必要はないし、あえてそれを踏襲せず差別化する上級者もいるかもしれません。しかし、型を知ってこその型破り。まずは知ること知って損はないと思います。
そしてこの失敗以来、ESは提出する前に、その会社や大学の先輩4,5人に見てもらうようにしていました。往々にして、自分が思っている以上に自分の文章は拙く、伝わりづらいものです。僕はそもそも日本語が間違っていることすらありました。しかし、泥臭く時間をかけるようにしたことで、この後ESで落ちることはなくなりました。

②Webテスト
Webテストで落ちたのは就活中盤でした。それまで、SPIは対策していたので通っていたのですが、とある会社で初めて受けたWEB-CABというテストでつまづいたのです。原因は、SPIの結果に油断し、全く別物のWEB-CABの対策を疎かにしていたから。Webテストで門前払いされるほど悔しいものはありません。
ここで言いたいのは、自分の受ける会社のテスト形式を早めに把握し、コツコツ対策をしておいた方がいいということです。一口に"webテ"と言っても、その中身は千差万別です。今はネットで選考についての情報が手に入る時代なので、前もって調べない手はありません。
どのテストも、良くも悪くも慣れが結果を左右するからこそ、早めに敵を知っておくのは大事だと思います。

③グループディスカッション(GD)
GDは割と就活初期に落ちました。その原因は、自分に適したポジションをわかっていなかったから。
当時初めてのGDだったので、僕は"とりあえず"リーダーに立候補しました。しかし蓋を開けてみると、全体の流れやタイムリミットに気を取られすぎて、全く議論の内容に集中できませんでした。もちろん、リーダーに向いている人もいます。しかし、「目立ちたいからリーダーをやっておく」というのは安直な発想でした。
案の定祈られたその日以来、僕はリーダーやタイムキーパーなどの役職に就かなくなりました。だからといって目覚ましい意見が言えるわけでもなかったのですが、本旨から逸れそうな場面で軌道修正する役割なら比較的得意、かつGDにも必要だと気づいたのです。それを練習した結果、なんとか通過できるようにはなったので悪い策ではなかったと思います。
とはいえ最後まで苦手意識は拭えませんでしたが、自分が得意なことを見極め、あとは実践を積むことである程度は克服できるはずです。

④面接
そして当然、面接でも落ちました。(笑)
原因は大きく分けて2つあります。
1つ目は、「ガクチカを"伝える"努力ができていなかったから」です。(ガクチカ=学生時代に力を入れたこと/こんな妙な略語ができるくらいにはよく聞かれる)
僕は、割とガクチカに自信がある方でした。だからこそ、就活初期はその努力を怠ってしまっていました。そんなとき、ある会社の面接官にこんなことを言われたのです。
「君が頑張っていたことはわかるし、熱も伝わってきた。でも、その過程や学びを言葉にできていないなら、僕は君を採ることはできない。」
そこは割と志望度も高かったのでショックでしたが、今思うとこの日は就活で一番の転機でした。実はnoteを始めたのも、この言葉がきっかけです。
2つ目は、月並みながら「自己分析が浅かったから」です。
お世話になっている人事の方の言葉の受け売りなのですが、就活で落ちるのは「合わない」と「わからない」の2つの要素があるそうです。
(詳しくはこちら→ https://note.com/moritaichi/n/n951021068a04)
前者は言葉の通り、会社と自分が合っていなかっただけなので気にする必要はありません。受験と違って、就活は縦軸で比べるわけではないので。
しかし、自己分析が浅い状態で面接に臨み、「わからない」状態に陥るのは、やっぱりもったいないです。幸いなことに、僕は唯一内定をもらった第1志望の会社を就活後半に受けていたのですが、前半に受けていたら120%落ちていました。きっと前半に受けても「合う」ことはわかっていたと思うので、もしそうだったらと想像するとゾッとします。とにかく、自己分析は早めに始めるに越したことはありません。(と、就活を終えた周りの友達もみんな言っています。)
個人的には、「自己分析を制するものは就活を制す」と言っても過言ではない気がします。

ぜひ、僕の失敗を踏み台にして良い結果を掴んでもらえたら嬉しいです。

#就活 #失敗 #ES #GD #Webテスト #面接

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