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軽音部に入りたい!その前に。これだけは知っておいてくれ。

 どうもアツシグラウンドです。今回は新学期シーズンということで、これから軽音部などの音楽部に入部しようとしている人向けに元軽音楽部部長である俺がつらつらと書きたいと思います。

入部したい!

 軽音部に入部したいそこのあなた!ちょっと待て!

軽音部に入部したら、ギター弾いたり、バンドを組んだり、かっこいい先輩もいるし、なんといってもモテるんじゃね!って思っていることでしょう。確かに、音楽は楽しいですし、出来たらカッコいいものです。だけど、軽音部に入部したけどなんか自分に合わなくて、転部しちゃったって人結構います。元軽音楽部部長の僕から、辛い思いをしないで済むように、軽音部に入部する前に注意することを書きたいと思います。

①楽できそう!運動部とかめんどくさいから、とりあえず軽音なんて甘え

 タイトルの通りです。その学校の軽音部の活動具合にもよりますが、決して楽できるもんではありません。確かに幽霊部員は多いです。(事実、僕の所属していた軽音部も8割近く幽霊でした)しかし、それは「幽霊になってしまう人の方が多い」ということです。実際にギターやベースなど楽器を購入し、いざ演奏!という時に、パッとできるようになるもんではありません。(何においてもそうだけどね)本当に音楽が好きで、心から「ギターがやりたい!」という気持ちが無ければ100%続かないでしょう。

②好きな音楽・バンドは言えるようにしとくといい

 好きな音楽・バンドははっきりこれです。と言えるようにしましょう。入部した時に、他の人や先輩と話すときに100%と言っていいほど話題になります。このバンドが好きなんです。とはっきり言えるようにしておくと、同じバンドが好きな人と出会えたり、いざバンドをやるっていうときに、大体がコピーバンドだと思うので、やりたい曲が決まりやすく、すぐに練習に励むことができます。あと、できればやりたい楽器もこの時点で決めておきましょう。

③バンドを組むなら、仲良し4人がオススメ

 バンドがやりたいのなら、まずやりたい楽器を決めることです。やりたい楽器を決めるとき、必ずと言っていいほどギターが多くなると思います。(これわりとマジ)やっぱギターってかっこいいんすね。バンドの構成としては、ギターボーカル(もしくはベースボーカル)、リードギター、ベース、ドラムの構成が最高だと思っています。この構成で楽しくできる邦ロック楽曲も多いですし、初めてやるときにまとめやすい構成でもあります。どのバンドをコピーするかにもよるんですが、この四人構成だと、大体の曲はできると思います。別の構成としては、人数が多くて困っているのなら、ボーカル、サイドギター、リードギター、ベース、ドラムのピンボーカル構成や、最初の四人構成にキーボードを入れる構成などもいいです。逆に、人数が少ないのなら、ギターボーカル(もしくはベースボーカル)、ベース、ドラムという三人構成、いわゆるスリーピースバンドがいいでしょう。当たり前のことですが、構成はホントに大事です。やれる曲も変わりますし、バンドの雰囲気も変わります。あとは、出来れば仲のいい人とやることをお勧めします。「そんなこと言ったって周りみんな初めましてだよ!」っていう人は、同じ音楽が好きな人を探してみましょう。大体好きな音楽が一緒だと、仲良くなれます。

④バンドはやりたくないけど、、音楽はしたい!

 軽音楽部は全員がバンドを組まないといけない部活ではないはずです。アコースティックギターやピアノ、キーボードなどを使って弾き語りをする人もいます。バンドよりも弾き語りが良いっていう人は、たとえキーボードで弾き語りをやりたい人であったとしても、まずアコギを一本購入することをお勧めします。はじめは安い初心者用でも構いません。アコギはかなり練習が必要ですぐに弾けるような楽器ではないです。ですが、アコギでコードをセーハできるようになると、バンドやりたくなった!エレキ買お!って時に割と簡単に弾けるようになると思います。あと、エレキでバンドを始める時って大体はじめはTAB譜を見て練習すると思うんですが、アコギでコードを知っておくと、エレキから始めるよりも、音楽を演奏する上で、頭の中での整理がつくようになります。これに関してはやればわかります。

⑤先輩と仲良くなろうぜ

 軽音楽部に入部する前に先輩の演奏を何かしらの手段で見ることがあると思います。(部活動紹介とか、オリエンテーションとか、その他もろもろ)そしたら、演奏してた曲をまず、ネットで検索!(知ってる曲でも)その楽曲と似てる曲を聴き漁っときましょう。先輩と仲良くなるチャンスです。なんか先輩のご機嫌取りみたいで嫌だなとか思うかもしれません。でも、軽音楽部において、一番の先生は先輩だと思ってます。音楽がマジで大好きな先輩なら後輩たちに対してアレコレ教えてくれるはずです。大体そうです。先輩の好きな音楽を知るっていうことも自分の得になることだと思います。というか音楽に知りすぎたってことは絶対にないので、先輩の音楽知識の引き出しを全部出してやろうって勢いで、音楽を語り合えればもう勝ちです。そんな先輩おらんよって人は、音楽を語り合える友達を見つけることが大事だと思います。(Twitterとかで音楽垢みたいなのを作ってみるのもいいかも。RTとかで新しい音楽と出会えます。あと、インディーバンドとかだとフォロー返してくれるバンドも多いです)とにかく、音楽の先輩を見つけることが大切です。

⑥明確な目標をつくろ

 バンドでも弾き語りでも、明確な目標を作ることがやっぱり大事です。例えば、今度の文化祭で演奏する!だとか、近くのライブハウスでやってる高校生ライブイベントに出演する!とか。目標が明確でないと、マジで辛くなります。普通に楽器って難しいですし、ずっと同じ曲を練習するのはだんだん飽きてくるもんです。それでも、明確な目標をもって、あのライブに出るんだ!そこであの先輩みたいに!あのバンドみたいに!演奏するぞ!っていう気持ちがあれば、なんとか続けられます。特に、バンドでやるときは注意が必要なのですが、バンド全体でその目標を共有し、みんなで本気を出さないと、一人だけ熱くなってて、空回り、、、なんてことがあります。そういう時に、熱くなってるほうが素敵です。青春です。やる気がないなら部活はやめろっていうくらいの本気度が大切だと思います。よくあるゆるーくバンドやってますってのは、それなりに演奏技術があるからできるもので、はじめのうちは本気で青春ロックするのがおすすめです。

⑦泣け

 もはや感情論ですね。音楽で泣けるようになったらもう立派なバンドマンです。音楽を聞いたときに、思い出ができるようになったらもう立派なバンドマンです。聞いたときに、少しでも胸が熱くなったら、もう立派なバンドマンです。

終わりに

 まあ色々書いてきましたが、とにかく軽音部は楽しいです。軽音部に入部しようかなと考えている人、その学校の軽音楽部の活動具合にもよりますが、まあだいたい一緒だと思うので参考にしてみてください。あと、ここに書いたことが絶対ってわけじゃないです。自分で好きな音楽見つけて、自分のやりたいようにやるからこそ音楽は楽しいものだと思うので。

それでは、また。

これを読んでいるあなたの幸せを願って

アツシグラウンド

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