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◇解剖学とは

解剖学とはトレーナーや理学療法士など人様のお体を改善や健康促進に努める職業において最も初めに学ぶ基礎中の基礎です。しかしトレーニングを行う方にとっても解剖学はある程度知っていたほうが、筋トレの効率や動画サイトでわけのわからないトレーニングメソッドを話している人を見抜くことができます。



1解剖学


〇解剖学
トレーナーが必要な知識としての骨格筋の形、付着、作用などは必ず知っていなければなりません。またトレーニーの方でも、ある程度知っておくとトレーニング効率が上がるかと思います。

▼起始停止
起始停止とは筋肉の付き始めとついているところのことを言います。体の真ん中に近い方を起始といい、遠い方を停止といいます。これをまとめて付着といいます。

▼作用
筋肉の作用は関節を跨いだ筋肉が停止から起始に向かって近づくことです。これを収縮といいます。逆に起始と停止が遠ざかることをストレッチといいます。

▼脳の指令
筋肉は脳からの指令で基本的に収縮することしかできません。通常、筋肉は単独では伸びることはできません。

▼起始停止
筋肉は基本的に停止から起始に向かって収縮すると教科書には書かれていますが、実際は起始側も筋肉の収縮によって引っ張られています。

2解剖学と筋トレ


〇解剖学と筋トレ
・コンセントリック:筋肉短縮
・エキセントリック:筋肉伸張
・アイソメトリック:筋肉等尺

上の三つは筋肉の出力の仕方の違いです。筋トレにおいてはその筋肉の付着と作用をしっかり理解した上で収縮の種類を把握する必要があります。

例えばアームカールという種目は上腕筋をコンセントリック収縮によって鍛えます。この際に意識するのは上腕筋であって大胸筋ではないですよね?少し極端な例えですがどの種目においても収縮している部位を意識しながら行うことが大事です。

解剖がわかっていればその種目が効果的に使えているのかがわかります。結果的に何も知らずにトレーニングする人よりも、より筋肉を理解している人のほうが成長します。

3まとめ


解剖学はトレーナーにとっては基礎です。しかしトレーニングする人にとっても知っておくと有利な知識です。すべてを把握するのは専門的に学ぶ人にとっても難しいですが、解剖学のさわり程度なら一般の方にも理解できるレベルです。ぜひご自身のトレーニングをより効率化させたい方は解剖学を勉強してみてはいかがでしょうか。

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