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斜めの方位について~艮、巽、坤、乾の方位

本日はサッカーワールドカップ2022カタール日本代表初戦ですね!自分もテレビで観戦する予定です!強豪ドイツを打ち破れるでしょうか!?

はてさて、今宵は斜めの方位について書きます。
例えば北東の丑と寅は、
一つにまとめるとなんと呼ぶでしょうか…?

こんばんは!カゴです。

前回は十干の方位について書きました。
十干が方位をつかさどるのは、
北、東、南、西しかありません。

「じゃあ斜めの方位はどうなってるの?なにもないの?」
という疑問にこちらでお答えします!

ちなみに、前回の十干の方位もそうですが、
四柱推命にはまず使いません。

気学や二十四方位という風水などに活用される
方位知識です。
十干十二支や東洋の占いについて
「使わないけどちょっと知っておきたいなぁ~」
という方のためにこちらを書いております。
知るのも楽しいですよね!

なお、基本となる十二支の方位については以下をお読みください。

斜めの方位は斜めの方位の漢字で表す

斜めの方位とは北東、南東、南西、北西の四方位です。
※東洋の占いの基本理論【陰陽論】にもとづいて、北をしたにした方位図を使用しています。陰陽論については、また別の記事で紹介しますね

斜めの方位

しかし、十二支で表すと、以下のように細かくなります。

  • 北東は北北東(丑)と東北東(寅)

  • 南東は東南東と(辰)と南南東(巳)

  • 南西は南南西(未)と西南西(申)

  • 北西は西北西(戌)と北北西(亥)

その一方で、この隣り合う方位を合わせて
一つの漢字で表すこともあるのです。

それが、艮、巽、坤、乾です。

今回はこれらをみていきましょう。
今回はこの斜めの部分の解説です。

斜めの方位

北東の丑と寅を合わせて【艮】

丑は北北東、寅は東北東です。

この北東の丑と寅を合わせて「うしとら」と呼びます。
漢字は【艮】、音読みでは「ごん」です。

うしとらって聞いたことありませんか?

ためしにパソコンやスマホで「うしとら」
と打ち込んで変換してみてください。
「艮」の字が出てくるはずです。

北東は、以下のようになります。

艮の方位

※24方位では、丑と寅の間に艮が入る

南東の辰と巳を合わせて【巽】

辰は東南東、巳は南南東。

辰と巳を合わせて「たつみ」と呼びます。
漢字では【巽】、音読みでは「そん」と読みます。

巽(たつみ)は苗字にもあるので
あなたも見たことあるかもしれません。

南東はこんな感じ。

※24方位では、辰と巳の間に巽が入る

南西の未と申を合わせて【坤】

未は南南西、申は西南西。

未と申を合わせて「ひつじさる」と呼びます。
漢字では【坤】、音読みで「こん」。

「ひつじさる」って日常で聞いたこともなく、そのまんま並べて違和感を覚える言葉ですが、「ひつじさる」と打ち込んで変換すると、ちゃんと「坤」が出てきます。

南西を図にすると、以下のようになります。

※24方位では、未と申の間に坤が入る

北西の戌と亥を合わせて【乾】

戌は西北西。亥は北北西。

戌と亥を合わせて「いぬい」です。
漢字では【乾】、音読みで「けん」。

こちらも苗字で聞いたことがありそうです。

ということで、北西を図にするとこんな感じ。

※24方位では、戌と亥の間に乾が入る

まとめ~斜め方位の艮、巽、坤、乾

  • 北東は艮(うしとら)

  • 南東は巽(たつみ)

  • 南西は坤(ひつじさる)

  • 北西は乾(いぬい)

これらは【八卦】(はっか、はっけ)
という自然を表す文字の一部です。

八卦は四柱推命では使いません。
しかし東洋の占いには非常に根深いもので、
【易】という占いでは基本中の基本となります。
四柱推命でいう五行や十干にあたるものが、
易でいう八卦です。

この漢字が、方位にあてて呼ばれるようになったんですね。

こんなものがあるんだ~と知っておくのは損しませんよ。

カゴ

PS.十二支の話ばかり続いてますが、せっかくなので次回は十二支と十二ヶ月のお話をしていきます。日本では普通に12月とか6月とか数字で言いますが(別名もありますが)、実は子月、丑月、寅月などというものがあるんです。これらは何月だと思いますか?

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