【シリーズ〜鍵の歴史⑦〜】ラコニア錠とローマ
・ラコニア錠
#ギリシャ の #神殿錠 を改良した、小型の #錠前 が裕福な家庭に広まりました。
#ラコニア で出土した為、「#ラコニア錠」と呼ばれます。
また、#トロイア #発掘 で有名な #シュリーマン は、#ミューケナイ を発掘した際に、このラコニア錠を発見しています。
その後、ラコニア錠は民族間の交流によって、#ローマ や #ケルト に影響を与えたと考えられています。
・ローマ錠
ローマは #カルタゴ との戦争に勝利して、#鉄・#銅・#錫・#亜鉛 などの #金属 を独占し、さらにギリシャを征服して、その #錠前文化 を吸収しました。
その結果、「#ローマ錠」と呼ばれる #スライド式 の錠前を #開発 しました。
このローマ錠は #鉄製 であった為、腐食によって完全な状態では現在に残っていません。
なお、#青銅製 の #閂 はわずかに発見されている程度ですが、一方で青銅製の #鍵 は多く残っています。
これらの残されたものからローマ錠を推測すると、「#古代エジプト錠」と同様の原理を用いた錠前である事がわかっています。
ただし、こちらには #ピン ではなく三角柱、あるいは四角柱が採用されていました。
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