猫と菊
9月9日はお休みになったので、スーパー内の花屋さんからパワーをもらおうと立ち寄ってみたらその日は〝重陽の節句〟で狭いスペースだったけど、そのコーナーが設けられていて、選んだ菊がこちらです。
猫の鼻先の毛の生えていないTの形の鼻鏡は常に湿っていて匂いを嗅いだ時、まかり間違って花粉が鼻鏡についてそれを舐めたりしないようにフィルムはつけたままにしたよ。
大菊に猫の鼻鏡の湿るまま
（おおぎくにねこのびきょうのしめるまま）
大菊のすくつと猫の座る前
（おおぎくのすくっとねこのすわるまえ）
猫飯の時間に鳴ひて秋の暮れ
（ねこめしのじかんにないてあきのくれ）
背もたれの縁に伏す猫火恋し
（せもたれのへりにふすねこひこいし）
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