おやすみと創作

はじめてのノート

夏休みが始まって既に3週間くらい経っているけれど、始まる前に書きためたやりたいことリスト、できてることが半分もなくて意志の弱さにびっくりしている。

特に作曲。趣味でなんとなくやっている作曲だけど、夏休みで完成させようとしてるボカロ曲の調声とMVも、10月までに完成させたい曲の音源も何も完成していないのだ どうして?

絵も前より描かなくなってしまったな、と思う 絵を描くのは好きなのに、なんだか筆も重いし何より気力が湧いてこない。

私は創作が好きだし、頭の中には昔からたくさんの物語や人物が眠っているけど、それをたくさんの労力を割いて自分の手で形にして、XやYouTubeで世界に発信しても、こんな1人の人間の頭に眠る創作物をいったいどれくらいの人間が好きと言ってくれるのだろうかとか、誰にも見られない世界をひとりで創り出すのはなんとも虚しいことだな、とか要らない承認欲求が邪魔をして、形にするまでの活力は湧いてこないから、私の自分の世界への愛はそれほどのものなんだなぁと自分で自分に悲しくなる。

私は何かを創りたい、だれかひとりでもいいから自分の創ったものがだれかの活力になってほしい、と思うし、世の中のあらゆる創作物を消費するだけの人間ではありたくないなと思う。消費するだけの人生なんて家畜と同じじゃないかな、とまで思う時もある。こんな感じの台詞、何かのアニメになかったっけ…….

自分の考え方はこんな感じで割とちゃんと持っている方だと自負しているのに、やっぱり創作の気力が沸かないのはなんでだろう?

でも、全部の創作の気力が沸かないわけではない。
最近好きなアイドルな撮影ビハインド動画を見て、好きなシーンがたくさん出てきたときは、「絵に描き起こしたい!」と思ってすぐ取り組めた。2時間程度で全部のシーンを可愛く描けたし、Xにファンアートタグを付けて載せることもできた。(そのアイドルはファンが多いから、ポストはそれなりに見てもらえて100RPと1000♡を貰った、ちょっとうれしい)

今はあまり描けてないけれど、高校3年間で好きな動画投稿者の二次創作絵を描いていた時も、気力は十分すぎるほどあったし数え切れないほどの絵を描いてTwitterに載せられていた。

今創作の気力が沸かないのは、たくさんの自分より優れた絵や曲が埋もれに埋もれている現状に飛び込んで自滅するのが怖いからなのかもしれない。ほとんど誰にも見つかっていない素敵な創作物が世の中にはありふれているのに、私ごときの素人に毛が生えたような創作物は尚更誰にも見られないだろうなと思う。それでも創るのが本当の創作者なのかもしれないけど…
やってみないとわからないのは本当だと思うし、頑張って気力を出してたくさんの創作物をつくりたいと思うけど、私は「意味のあること/ないこと」という二極化した考え方をしてしまうことが多いから、私の創作が「意味のあること」にカテゴライズされるまで如何に創作を続けられるかが大事なんだろうなと思う。

(この二極化の考えをちょっとでも辞められるように最近電子ピアノを買って独学ピアノにチャレンジしてます。いつまで続くかな…)

文章の落とし所がわからない、とりあえず休み期間中でひとつでもやりたいことリストのチェックが多くつくことを願います。
世の中の孤独な創作者たち、甘いものとか食べたりして頑張ろうね。

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