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【子育て】クワガタムシを育てる4歳児

夏休みも終わって新学期がスタートしました。

夏休み中も我が子はよく食べ、よく遊び、よく騒ぎました。

夏休みで何が一番楽しかったかを聞いてみたところ、「クワガタ教室」という答えが返ってきました。

「クワガタ教室」というのは、クワガタムシの成虫をもらって、その育て方を教えてくれるというイベントです。

成虫だけではなく、中に敷くおがくずみたいなものは木の皮、虫かご、えさももらえるので、育て方を習ってそのまま実践できるのです。

自分が子どもの時はカブトムシやクワガタムシは結構身近にいる存在でしたが、今はかなり疎遠になってしまっていて、自分自身もクワガタムシに触れるのはかなり久しぶり。

我が子は初めての経験になります。

カブトムシ(オス)は小さな角があるので、そこをつまめば簡単に持つことができますが、クワガタムシは上手に持たないとアゴでガブッといかれます。

もらった成虫はコクワガタ(オス)だったので、そんなに大きなアゴがあるわけではないですが、ガブッとされたらまあまあ痛い。

我が子にもその説明をして、成虫が入っているケースから、おがくずや木の皮、エサを配置して受け入れ準備万端の虫かごへクワガタムシを移すようにいいました。

「わかった~」

と軽く返事が返ってきたと同時に、怖がることもなく一気に捕まえて、虫かごに移動完了。

「クワガタ怖くない??」

と聞いてみると、「全然怖くない」と自信満々の顔で答えが返ってきました。

普段臆病なところがあるので、我が子にとっては昆虫も怖い存在なんじゃないかと勝手に思っていましたが、間違っていたようです。


クワガタ教室が終わって、家にクワガタムシをお迎えしてからと言うもの、我が子は朝起きるとクワガタムシの観察と霧吹きでの水やりを行っています。

クワガタムシは乾燥が苦手だそうです。

上手に育てることができなかった原因のほとんどが虫かご内の乾燥とのことでした。

そのため、霧吹きを使っておがくずを湿らせるという作業が我が子の毎日のお仕事になりました。

今のところ、毎日続いているこのお仕事ですが、クワガタムシがいつもおがくずの中に隠れていて、なかなか見ることができないのが難点。

「なかなか会えないね」

と、つぶやきながら霧吹きをふく日々。

エサに変化があるので出てきてエサを食べてはいるんだと思うのですが・・・。

クワガタムシはカブトムシよりも動かないということも聞いたので、1日のほとんどの時間、じーっと身を潜めているのかもしれません。

たまには我が子が霧拭きしているときに顔を出してくれないかな。

おわり。

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