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GO TO 茶畑 青森県

皆さまご機嫌いかがでしょうか。ヨガインストラクターで日本茶アドバイザーの まるやま ゆみ です。

今回から不定期で日本茶の生産地をご紹介していきたいと思います。日本茶アドバイザーとして日本茶好きを増やしていきたいので、ぜひ茶畑のある場所にも興味を持っていただきたいのです。私も全ての産地を訪問した訳ではなく、まだまだ知らないことが多いです。今後安心して国内旅行できるようになった時、全国の産地巡りをしたいと考えています。そのために調べた結果を皆さまにもシェアして、旅行気分を味わっていただけたらとおもいます。

第一回目は青森県黒石市黒石茶をご紹介します。
栽培された茶葉が商品として流通している経済的北限は新潟県村上市と茨城県大子町を結ぶラインだとされています。(一部埼玉県が北限という説もあり。)チャノキは亜熱帯減算の常緑樹であるため温暖な地域でないと育てるのが難しいのです。日本では北海道、福島県、大阪府を除く44都府県で日本茶を栽培し『〇〇茶』としてブランド化しています。余談ですが、北海道古平町にある禅源寺境内にはチャノキがあります。日本で栽培されている木の最北限と言われています。
経済的北限よりも北で育つお茶、そして育てているのは一戸のみ…一体どんなものなのでしょうか。調べるだけでとてもワクワクします!!

青森県黒石市は、東京から飛行機で約1時間15分。十和田八幡平国立公園の北西の玄関口。津軽じょんがら節発祥の地でご当地グルメの一つ黒石やきそばやそれにつゆをかけたつゆ焼きそばでも有名です。更にはにゃんごすたーというドラムが滅茶苦茶上手なゆるキャラの出身地として知られています。
しかし、インターネットのどこをどう探してもお茶の話が出てきません。一つだけなんだから、この生産者さんもPRしていてもよさそうなのに…なんと控えめな方なんでしょう。
ウィキペディアによると販売されておらず小学校の体験学習で利用されているとの事。そこで教育委員会や学校のホームページに情報が無いかと探すも見つからず、ようやく見つけたのが黒石市の観光協会ホームページ。そこには…!

2020年現在、嬉しいことに本記事をご覧の方々より黒石茶についてのお問合せをいただくことがございます。大変申し訳ございませんが現在、黒石茶栽培は行われておりません。何卒ご了承くださいますようお願いいたします。

…なんと。観光協会の記事も2011年のもの。楽し気な茶摘みの様子がレポートされています。モヤモヤスポットに軽くツッコミ入れつつもとても楽しそうな様子が伝わります。茶樹を黒石市山県町の法眼寺で見学することが出来るとありますが…この情報もアップデートされているのか不安がよぎります。十和田湖を観光するついでに立ち寄ってチャノキを確かめてみたいと思います。

第一回目にして不安がよぎる船出となりました。

参考サイト
茶ガイド(全国茶生産団体連合会・全国茶主産府県農協連連絡協議会)
https://www.zennoh.or.jp/bu/nousan/tea/index.htm

真・茶
https://k-tea-net.com/

IDLE MOMENT
https://idle-moment.com/

一般社団法人黒石市観光協会
https://kuroishi.or.jp/

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