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ヨガの練習で気を付けてほしいこと

皆さまご機嫌いかがでしょうか。ヨガインストラクターで日本茶アドバイザーのまるやまゆみです。
私の文章に目に止めていただきありがとうございます。

みなさまは、日ごろ継続して運動をしていらっしゃいますか。
ヨガじゃなくても構わないのですが、運動をする前のご自身の体調について気を配っていらっしゃいますか?というお話です。

体調不良を押して練習に来る

ヨガ指導をしていると、たまに体調が明らかに悪いのに来られる方が来られます。
数年前だと、レッスン中に本当に心配になるくらいめちゃくちゃ咳き込んでいる方とかいらっしゃいました。

一時期、具合が悪い時は休もう!って空気になりましたけど、そういう風潮が廃れたような気がするのは私だけでしょうか。

『その状態って本当に大丈夫なの??』
『本当にお医者さん良いって言ってる?』

こう確認したくなるタイミングで参加される方もたまにいらっしゃいます。

食後すぐ来る

体調不良ではないけど、昼ご飯の直後にいらっしゃる方は結構多いです。
開催時間が悪いのかもしれませんが、満腹でいらっしゃる方は意外と多い印象です。

必ず気に入っている中華料理屋でランチをしてからヨガに参加する方がいらっしゃいました。しかもお腹いっぱい食べて来ます。

基本的に食後すぐに激しい運動をすると、消化不良を起こしやすいと言われます。
消化のために、胃に血液を送りたいのに、筋肉など別のところに送られてしまうからです。

食事をしてから来ていた方は、「ヨガは激しい運動じゃない」って思うのかもしれません。

それでも、ねじるポーズ、後屈のポーズ、逆立ちのポーズはお腹を強く刺激するので動きが鈍くなったり、気持ち悪くなることもあります。

とは言え、お腹が空き過ぎるのもキツイですけどね。
練習の時は小腹が空いたくらいがちょうどいいような気もします。

女性の場合、特に気を付けたいこと

女性の生徒さんから生理中の練習について質問される事があります。

決まりではありませんが、基本的には、経血量の多い3日目くらいまではお休みするよう勧めています。

自分の体感としても、3日目くらいまでは頭もボーッとしますし、お腹を圧迫するようなポーズの後は生理痛がひどくなる感覚があります。

では、全くできないのかという訳でもないのが厄介なところです。

生理中は控えた方が良いポーズ

1 お腹を圧迫するポーズ
2 腹圧がかかるポーズ
3 逆立ちのポーズ
4 その他自分の気分が悪くなるポーズ

うつ伏せのポーズはお腹を圧迫するので控えた方がいいでしょう。

仰向けで行うガス抜きのポーズは、ひざを抱える時に太ももがお腹を圧迫するので注意です。例えば太ももがお腹を圧迫しないように外側にずらせばOKです。

捻り前屈もお腹が圧迫されないようにポーズを選んだり、やり方を工夫すれば大丈夫です。

腹筋を使うポーズも注意が必要です。

どんなポーズでも、基本腹筋は使っているのですが、腹圧がかかっていると感じたら緩めます。
壁や補助具を使って、腹筋をなるべく使わないようにして出来る方法で行います。

逆立ちは血液が逆流するので控えます。それ以外にも、自分が不快に思ったものは直ちに止めます。

生理中にオススメのポーズ

下腹部を広げる(解放する)ポーズは婦人科系の不調を改善すると言われているのでオススメです。
(男性なら泌尿器科系の不調を改善する効果があると考えられています。)

オススメのポーズを2つご紹介します。

合せき(がっせき)のポーズ
1 お尻に座布団等を敷いて座る。
 (太ももが下腹部を圧迫しないので、下腹部がゆったりしやすい。)
2 あぐらのようにひざを曲げ、左右の足の裏を合わせる。

仰向けの合せき(がっせき)のポーズ
1 仰向けで、ひざを立てる。
2 両ひざを左右に開き、床に下ろす。
3股関節が硬くひざが浮く場合は、下に何か(クッション、タオル、ヨガブロック等)を入れて脚を支える。 

運動をするときに一番大切なこと

それは自分の体に相談するということです。

医師やインストラクターからの指導も大切ですが、それよりも自分の体調を感じる事が大切です。

今が万全の体調なのか、そればかりは私には分からないのです。

皆さんの体はご自身で大切にしましょうね。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
また、読みに来ていただけたら嬉しいです。
それでは。

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