見出し画像

10月 秋にヨガと日本茶を楽しむ

皆さまご機嫌いかがでしょうか。ヨガインストラクターで日本茶アドバイザーの まるやま ゆみ です。
いつかどこかで必ず実現させたいと試行錯誤し続けている、私のライフワーク(になる予定のイベント)・note版ヨガと日本茶の会です。毎月1回の定期イベント。季節に合わせた日本茶の楽しみ方と、日本茶を楽しむためのヨガの知恵をお伝えします。

10月のテーマ 季節のうつろいとヨガと日本茶

このところ、私が住んでいる地域では寒暖差が激しく、着る服に困る日が続きます。みなさまは体調を崩したりしていませんか。こんな季節をヨガや日本茶の知恵で乗り切れるのでしょうか。

アーユルヴェーダ的秋の過ごし方

インドに古くからある伝統医療・アーユルヴェーダによると、真夏のピッタという熱く激しい時期が過ぎれば、乾燥する風の季節・ヴァータに差し掛かります。ドラックストアにハンドクリームが目立ち始めたのに気付いている方もいらっしゃるでしょう。
ヴァータを一言で表すならです。風に吹かれた枯れ葉はものすごい勢いであちこち移動します。それがヴァータの力です。そして風が吹けばモノは乾燥します。つまりこれと逆のことをすれば大体対処できます。
湯船にお湯を張りお気に入りの入浴剤を入れてゆったり体を温めます。お風呂上りには丁寧にボディークリームを塗って乾燥を予防しましょう。
温泉なんて最高ですが、なんせこんなご時世。緊急事態宣言が解除されたと言っても、むやみやたらと大人数で温泉に行き大宴会を繰り広げるのではなく、一人もしくは家族としっぽり行くのが良いかと思います。そう、温泉にはしっぽりという言葉が似合います。(意見には個人差があります。)

ヨガのポーズも一つご紹介します。姿勢を一定時間キープできるものが良いので、ガス抜きのポーズは本当に簡単ですしオススメです。

ガス抜きのポーズ
1、仰向けになる
2,膝を腕で抱えしばらくキープ。太ももでお腹が圧迫されることで、内臓を優しくマッサージする効果が期待できる。腰椎を伸ばす効果もある。

※膝を持つのが大変であれば太ももの裏側を抑える。
※お腹と太ももが圧迫されて不快感がある場合(生理中など)は足を少し開く、もしくは片脚ずつ胸に引き寄せ、お腹を圧迫しないようにする。

秋の日本茶の楽しみ方 粉茶編

秋と言えば食欲。(個人的には冬も春も夏も食欲ですが。)そこでお食事によく合う日本茶をご紹介します。
日本茶なら何だって合うだろう?と思ったあなた。確かに正解なのですが、日本茶にもいろんな種類があるのです。食事中に合う日本茶と言えば口をさっぱりさせ、料理の邪魔をしない。とは言え少しの苦みがキリリと効いた名脇役のような存在感。それが出物(でもの)のお茶です。

出物とはいったい何でしょう。芽茶(めちゃ)、茎茶(くきちゃ)、粉茶(こなちゃ)があるのですが、煎茶を作っている間に出てくる副産物で、豆腐で言えばおからになります。
(最初私は、クズ部分などととんでもない不適切な表現しようとしていたのですが、副産物という表現をしているサイトを見て猛省しております。)
こんなことを言われてもピンとこない方も多いでしょうが、飲んだことがある方も多いと思います。例えば、個人で営業している回らないお寿司屋さんで出てくるお茶の多くは粉茶です。ちなみに回転ずしで飲めるお茶もパウダー状ですが、あれは粉末茶と言って全く異なる工程を経て出来上がったものです。
さて、粉茶の説明を。これは茶葉の細かい部分を集めたもので、スッキリした苦味が特徴で、食後の口の中を適度にさっぱりさせてくれます。そして粉茶はお店の方にとっても、熱湯で淹れても大丈夫というメリットがあります。慌ただしい中お茶を淹れるのは大変なのでありがたい事です。お湯の温度とか量とか難しい事を考えず、茶葉を入れた土瓶に熱湯を豪快に注ぎ入れれば完成です。出物のお茶全般に言えることですが価格もお手頃なので、とってもお勧めです。

これから冬にかけて日本茶がおいしく感じる季節です。ぜひ皆さまも日本茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。

もしこの記事を気に入っていただけたら投げ銭をお願いします。