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推しのいる生活

皆さまご機嫌いかがでしょうか。ヨガインストラクターで日本茶アドバイザーの まるやま ゆみ です。
私の文章に目に止めていただきありがとうございます。

推しは尊い

今回は推しについてです。

小3だったと記憶していますが、光GENJIと南野陽子さんファンで明星を毎月購入していました。

この頃から私には何かにハマるとグッズ等を集める癖があります。

ジブリやパトレイバーのグッズを買いにアニメイトに通い、関連書籍も見つけ次第入手。

クイズ王になりたかった時期にはウルトラクイズの過去問。

「よっこいしょ」とは言わずに「よっこいしょういち」と言ってしまうときがあるのは、恐らく大江千里さんのエッセイのせい。

どうでしょう藩士だった時期には、祖母が「北海道から荷物が届きまくるが、一体何なのか」と訝しむ始末。

今でも推しのいる暮らしは続きます。
一つ違うのは、断捨離の効果でよほどでないとモノを買わなくなりました。

最近、グッズを買うほど推していたのがふーちゃん。猫です。Twitter上で愛でていました。金色でモフモフ、ゴージャスな雰囲気漂う(多分)ペルシャ猫。キャッチコピーはしょんぼり顔のもふもふ猫
そんなふーちゃん、2021年の秋虹の橋を渡ってしまいました。

ネコのイメージをいい意味で覆してくれて、私が更に猫を好きになるきっかけになってくれた、今でも心から大好きな猫ちゃんです。

最近では、猫のミュージシャン・むぎ(猫)さんと鉄道系YouTuberの西園寺さん、ZAKIさんを推しています。

先日も両者のイベントに参加してきました。一つは東京でしたが、もう一つは翌日神戸で。さすがにぐったりしました。

推しのヨガ的考察

ヨガ哲学の聖典、ヨーガ・スートラには第1章12節から21節にわたって、内的修練と無執着についての記述があります。
執着しないように一生懸命やりなさいということがいろいろ書かれています。(私による意訳)

一生懸命ヨガにまい進する姿は推し活とも重なりそうですが、きっと違うと怒られるでしょう。執着している人もいますからね。推し活には。

第1章21節にはこのような事が書かれています。

(サマーディーの境地は)強い情熱を持つヨーガ者には近い

ヨーガ・スートラ パタンジャリ哲学の精髄 原典・全訳・注釈付 A・ヴィディヤーランカール著 中島巌編訳 2014年 東方出版

これは推し活の話ではありませんが、推し活だって強い情熱をもってやり遂げることで何かを達成できることがあるだろうと思います。

少なくとも、私の狭い世界を少し広げてくれたのは推し活です。一瞬でも一生懸命になって得た知識は私の世界を広げてくれました。

ここ数年でアイドルやタレントのファン同士がSNS上で揉めるケースを見聞きします。

執着したり冷静さを失うのではなく、人生を豊かにするエッセンスだと捉え、振り回されず客観的に一歩引いて付き合う。これが幸せな推し活ではないかと考えます。

ヨーガ・スートラの知識で考察するのも楽しそうなので、これについてはまた別の機会に。

推し活と神様

ところで、以前所属していたヨガスタジオは、とあるインドの神様を崇拝する怪しい寺院(とそこに所属する僧侶)に取り込まれてしまいました。

その僧侶は、自身が勧める信仰の方法は推し活だと説明しました。

肉体が滅びるその瞬間に某神様のことを考えていれば、魂は輪廻転生することなく、その神様の元に帰れると信じていた彼ら。

いつも某神様のことを考え、名前を口にして、写真や神像を見て思いだす。こうすることで、それが実行できる。これは推し活と同じですね♪
と説明されたことがあります。

確かにそれだけ切り取れば推し活なんですけどね。

結局、入信したスタジオのオーナーやインストラクターのリーダーさんは、私や他のインストラクターに入信を強要してきました。

推しって強要されるものでは無いので、これは怪しすぎるのですが、当人はそれに気が付かなかったようです。

社会経験とか多角的な視点とかがいかに大切か。そしてヨガインストラクターにはそれが本当に欠けている人が多いなと痛感した出来事です。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
また、読みに来ていただけたら嬉しいです。
それでは。

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