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子供達が聞いていたバンプ・オブ・チキン

 駅までの道のりをYUKIの「JOY」を聞きながら歩くことが、最近の朝のルーティンになっている。しかし、今朝は、昨夜のメールのやりとりの後遺症のせいなのか、今一つ、気分が晴れない。曲のテンポはアレグロなのだろうが、気持ちがテンポに乗っていかない。それで、曲を変えてみた。
 NHKの朝の連続ドラマの主題歌、バンプ・オブ・チキンの「なないろ」に。上手く、気分がいつものテンポに戻った。こういうこともある、と自分で納得した。
 バンプ・オブ・チキンは、子供たちが小学生の頃、聞いていた。子供たちと車でよく出かけた。お母さんは、お家でお留守番。その時、子供たちが車のオーディオにセットしたCDが、バンプ・オブ・チキンだった。「天体観測」。それ以来、子供たちには内緒で、彼らのCDを何枚か買い込んだ。ボーカルの彼のことは、親愛の情を込めて「藤原君」と、呼んでいる。メロディも歌詞も彼の世界に引き込まれる。
 朝の、なんとなくブルーだった気持ちから立ち直っていた。いつもの様に通勤電車に揺られ、吊革に捕まりながら、こうして書いていられるまでに、回復した。

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